僕は「朝ビジ」という、毎朝30分ほどのビジネス音声配信を続けてきました。以前、掲げていたのは、「年内に1000回の放送がしたい」という目標です。

そのとき、前の月には3回もお休みをいただいてしまっていました。「おいおいおい」と思いましたが、まだ1000回を目指せる範囲内。まずはコンスタントに投稿することを、日々の目標にしていたんです。

もちろん、聴いてくださる方を増やしたい気持ちはありました。でも、聴く人数は相手の行動にも左右されます。自分の意思でできるのは、投稿することです。

SNSのフォロワーやメルマガ読者を増やしたくて目標を立てても、思いどおりに数字が伸びない。そんなときは、日々追いかける数字を見直してみてください。

自分でコントロールできる数字を、今の自分が当たり前に繰り返せる量で決める。 これが、僕が考える心が折れない目標数字の立て方です。

フォロワーを増やすために、自分は何をするのか

フォロワー数やメルマガ読者数を増やしたい。それはもちろん目標です。ただ、その数字だけを追いかけていると、努力しても増えないときに心が折れやすくなります。相手がどう動くかまでは、自分では決められないからです。

そこで、読者を集めるためにどんな行動をするのか、もう一段具体的に考えます。投稿を何件するか、何時何分に投稿するか。自分の意思だけで達成できるところを、日々の目標数字にするんです。

投稿数なら、自分が無理なく続けられる量を決めてください。投稿やコメントの件数を、僕が一律に決めるつもりはありません。数だけを求めればいいわけでもないですからね。

僕が朝ビジで、聴く人数の増加よりも放送を重ねることを日々の目標にしていたのも、この考え方です。人数を増やすことは目指しつつ、自分が動いて達成できる数字を追いかけていました。

人の「当たり前」を、いきなり自分の目標にしない

自分で動かせる投稿数でも、量が多すぎれば続きません。まずは、今の自分が当たり前にできる範囲に収めてください。

僕は、いろいろな事業で成果を出している方に、仕事の内容や普段の習慣を聞く機会があります。そこでよく返ってくるのが、「当たり前のことをやっているだけですよ」という言葉です。聞いているこちらは「いやいや、その量、すごい」と思うんですけどね。

その人にとっての当たり前と、自分にとっての当たり前は違います。積み重ねてきた期間まで飛び越えて、相手と同じ量をいきなりやろうとすれば、無理が出てきます。

僕も、台本とサムネイルを作って、話して、動画を編集してアップロードし、メルマガを送る流れに、少しずつ慣れていきました。やれることを増やしてきた結果であって、最初から全部できていたわけではありません。

毎日30分の音声配信や、毎日のメルマガを最終的に目指すのはいいんです。まずは今の自分にできることを習慣にする。その「当たり前」を、少しずつ増やしていってください。

自分で動かせる投稿数や投稿時刻を、当たり前にできる量で決める。慣れたら少しずつ増やし、効果と質も見直す。

続けながら、増やせるように仕事を短くする

できることを増やしたくなったら、今やっている作業を効率化することも必要になります。僕も体は一つですから、行動量を保つために、作業にかかる負担を減らしてきました。

朝ビジを始めた頃は、朝5時ぐらいから、ネタを探し、サムネイルや台本を準備していたんです。その後、サムネイルはテンプレート化し、台本は自分が楽に作れるマインドマップを使うようになりました。リクエストテーマも多くいただくようになり、ネタ探しの負担も減ったんですよ。

そうやって続けるための工夫を重ね、準備にかかる時間は、当時、長くても30分ほどになっていました。さらに何かやりたくなったときに、今の作業をもっと短くできないかと考える。その積み重ねです。

ある程度続けたら、効果が薄くないか、もっと工夫できないかを確かめます。投稿の質が高まり、少ない投稿で狙う反応につながるなら、その方が効率はいいですよね。

自分で達成できる目標を持つことと、結果を見て工夫することは、両方必要です。 行動を重ねる中で、続ける負担と成果につながる精度を見直していくんです。


続かなかった数字も、次の目標を決める材料になる

目標を立てたのに続かなかったこと自体を、悪いことだと決めつけなくて大丈夫です。僕もよく挫折するので、続かなかった気持ちはよく分かります。

無理な量だったと分かったなら、それも一つのデータです。動いた結果、効果がいまいちだったからやめるのも、理由のある判断です。困るのは、やるべきだと分かっているのに動けず、苦しくなってしまうことです。

今、増やしたいフォロワー数やメルマガ読者数があるなら、そのために自分はどんな投稿を、どれぐらい、いつ行うのかを考えてみてください。その量は、今の自分が毎日繰り返せる内容になっているでしょうか。

僕にとっての「年内1000回」も、日々の投稿と、続けるための工夫を重ねて目指す数字でした。 伸びてほしい結果だけで自分を追い詰めず、まずは自分が動いて達成できる目標を持つ。 続けられた量も、無理だった量も、次に「当たり前にできること」を増やすための材料にしてください。

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