以前、燻製を使ったオンライン飲み会を開いたことがあります。これが、すごく大盛況だったんです。

参加してくださった方にも喜んでいただいて、あとになっても「いつやるんですか」と聞かれました。ただ、準備するこちら側が超大変で。継続可能ではなかったな、というのが本音です。

集客方法を試したとき、お客様が来てくれたら、それで全部OKなのか。続けられるかどうかまで見ないといけないんです。

どの集客方法に力を入れるか迷っているなら、反響と、自分との相性、続ける負担を一緒に見てほしいんです。僕自身、やってみたからこそ分かったことが、いくつもありました。

ブログとTwitterを試して、結果の違いが分かった

住宅営業をしていた頃、僕は訪問営業がとにかく大嫌いでした。会社からは訪問を求められていましたが、僕には相性が悪かったんです。そこで、思い当たる方法をいろいろ試しました。手紙だけでなく、ブログ、Twitter、個人のLINEも使っていたんですよ。

当時使っていた無料のシーサーブログは、あまり反響がよくありませんでした。ただ、ブログそのものが悪かったというより、運営の仕方が悪かったんじゃないか、というところもあります。あくまで当時の僕の結果です。

一方、Twitterでは新築1件とリフォーム1件を受注しました。僕自身、Twitterとの相性もよかったんです。ところが、会社からは遊んでいるとみなされ、アカウントを消されることになりました。結果は出ていても、当時の立場では運用を続けられなかったんですね。

同じ僕が試しても、ブログとTwitterでは反応が違いました。そしてTwitterのように、反応があっても続けられない事情もある。人が成功した方法を聞くだけでは、自分の状況までは分からないんです。

手紙も、メールとの併用を試していた

住宅営業で使っていた手紙では、封筒や中身、返事のもらい方まで試していました。

中に何を入れるか。封筒は紙がいいのか、ビニールがいいのか。封入物をどんな順番で入れるか。小さな鈴を入れたら、チャリンチャリンと音がして開けてもらえるかな、と試したこともあります。

こうした検証を重ねる中で、手紙とメールの併用もしていました。先にメールを送っておき、手紙には、メールのほうへご返信いただければ結構です、と書くんです。

手紙を受け取って、電話をかけたり手紙で返事をしたりするのはハードルが高い。メールでいいですよ、と伝えると、手紙に書いてあったカタログを希望します、という返信がメールで返ってくることがありました。

僕が手紙の話をすると、手紙だけを選んで成功したように聞こえるかもしれません。でも実際は、ほかの方法も、手紙の中身も、返事のもらい方も試してきました。そうやって情報を集めた結果、自分に合う集客方法が見えてきたんです。

集客口を失ったときも、いろいろ試した

コロナ禍の前、僕はほとんどバーベキューで集客していました。コロナ禍で一気に集客口を失い、ここでもいろいろ試すことになったんです。

最初の半年ぐらいは、何とかバーベキューを続けられないかと考えていました。でも途中で、これはもう無理だなとなり、別の方法へ切り替えていきました。

朝活も、それまでは一切やっていませんでした。オンラインセミナーも、ほぼやったことがなかったんです。それでも試して、朝活とオンラインセミナーは、ある程度軌道に乗ってきました。

ほかにも、バーベキューのYouTube配信や、冒頭で触れた燻製オンライン飲み会をやったこともあります。


大盛況でも、続ける負担は確かめる

燻製オンライン飲み会は、お客様の反応という点では大盛況でした。それでも、こちらの準備が大変すぎて、継続可能ではなかった。ここは、朝活やオンラインセミナーとは違ったんです。

だから、試したあとは、どんな反応があったかに加えて、自分が続けられるかも見ます。お客様が来てくれたから全部OK、とはならないんですよね。

反応が出たものへ力を集めていく。そのときに、自分との相性や、実際にやってみて分かった負担も含めて選ぶ。僕がいろいろ試してきた経験から、お伝えしたいのはここです。

ブログは反響が弱く、手紙とメールにはカタログ希望の返信。燻製オンライン飲み会は大盛況でも準備が大変だった
僕が試した方法と、そのときの反応。反響の有無だけでなく、準備の負担も含めて見ています。

予算が少ないなら、試す時間をデータ集めにする

これから一人で集客を始める。予算も少なく、自分に何が合うかも、どこにお客様がいるかも分からない。そういう段階なら、僕は考えつく方法をいろいろ試してくださいとお伝えしています。

いろいろ試すときも、コストには気をつけてください。高額な自動化ツールなどへ、手当たり次第にお金を使う話ではありません。まずは、できることから試す。予算をかけないということは、データ集めを自力でやるということです。何となく頑張り続けるために、方法を増やすんじゃないんです。

すでに試した方法があるなら、まず今ある反応を見てみてください。どんな相手から、どんな反応が返ってきたでしょうか。あわせて、自分との相性や、準備してみて分かった負担も確かめる。反応が出たところへ、さらに力を集めていけばいいと思います。

燻製オンライン飲み会のように、喜ばれても続けにくい方法はあります。僕にとっての集客方法選びは、お客様の反応を受け取りながら、自分が続けられる方法を見つけていくことでもあるんです。

Follow me!