
丸田

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どうも、丸田です。
こんな表現をネット上で見たことはありませんか?
- コピーライティングを学べば人の心理を操れる!
- コピーライティングを極めればあなたの思い通りに誘導できる
- コピーライティングで人に商品を買わせることができる
みたいに、いかにもコピーライティングによって人心掌握できるみたいなやつ。
僕めっちゃキライです!!
もしあなたが「コピーライティングを学べば人の心理を操れる!」
そう考えているなら一度考え直して欲しい。
人の気持ちを理解してはじめて書くべき文章が生まれる
コピーライティングを学べば人の心理を操れるみたいなこと言われていますが、セールスコピーライター歴5年の僕から言わせると、ぶっちゃけ逆です。
ノウハウがあるから人を動かせるのではなく、
人の気持ちを理解してはじめて書くべき文章がわかるわけです。

あなたの経験をよ~く思い出してイメージしてください。
例えば、あなたが服を買いに服屋に行ったとしますね。
店員から「こんな新作ありますよ~♪」って言われたら、「あー、売り込みかぁ~」って思いませんか?
逆に、店員から「どのようなものをお探しですか?」と聞かれて初めて答えていくうちに購入を検討していきますよね。
少なくとも「出会って4秒で購入!」なんて経験はないはずです。
人がどのような服を求めているかがわかるから、服が提案できるのと同じで、人が何に悩んでいるのかがわかってはじめて書くべき言葉や文章、単語が生まれるのですよ。
「コピーライティング=人心掌握術」みたいな考えしてると、マジで商品売れないっすよ。
コピーライターこそ人に会いに行け
とはいえ、「人の気持ちを理解したからこれでもうコピーライティングはマスターした!」なんてことはあり得ません。
なぜなら、人の気持ちは日々変わっていくからです。
昨日までは「ダイエット頑張ろー!」と気合入っていたのに、次の日になると「めんどくさ・・・」なんて経験ありますよね?
気持ちや気分なんて、日々変わっていくんですよ。
最近は「結婚しない」という価値観の人も増えているように、時代とともにそのような価値観が変わるのが良い例です。
なので、移り行くお客さんの気持ちもしっかり把握することも大切なのですね。
コピーライターこそ自宅で黙々とパソコンカタカタしてないで、人に会いに行け!と思っています。
自分のお客さん像に近い人を見つけて悩みを聞いたり、SNSで知り合って悩みを聞いたりすることも有効ですよね。
あるいはお店の店員に悩み聞いてみるのも良いですよ。
アパレルの店員にも、服の組み合わせやノウハウをめちゃくちゃ聞きながらさり気なく悩みをリサーチしたり(笑)
ラフで陽気な飲み屋なら店員やお客さんと初対面でも話しかけたりできる所あるので、そういったところもオススメです。
身近にいないなら、友達に聞いたりするのもアリですね。
最終手段としては、書籍などを読んで、今の人の悩みや関心はどこに向かっているのか?を推測するのもいいでしょう。
少なくともテクニックに依存するのはやめましょう。
伝えたいからこそのテクニック!
ただし、一つだけ言っておくと「僕は決してライティングテクニックがダメだ」、と言っているわけではありません。
むしろ、テクニックはめちゃくちゃ大事ですよ。
しかし、「テクニックで全てうまくいく」という考えは止めてほしいと思います。
「コピーライティングを学べば稼げる」という言葉も、「テクニックでお客さんを行動させて買わせるから売れる」みたいなニュアンスが含まれているわけです。
そうじゃないんだと。
お客さんに寄り添い、お客さんに良い価値を提供したい、という思いがあってテクニックは活きてきます。
思いが大事。
テクニックだけで稼ごうなんて思うべからず。
まとめ
ネット上で溢れている「コピーライティングで人を操れる」という表現には人をバカにしたニュアンスが含まれていますね。
心理学というロジックだけで人間は動いているみたいな印象でしょうか。
そりゃ、ロジックだけで人間動くなら、日々モチベーションが上がらないとかそんな理由で葛藤しないし、超完璧ストイック人間になれますとも。
でもそうじゃないからミスをするし、怠けるし。
そんな人間単純じゃないです。
でもそれがまた人らしさが出て良いワケですよ。
そんな人間をあたかも停止したかの如く扱う言葉、「コピーライティングは人の心理が操れる」という言葉が許せないゾ☆
というお話でしたー。