自分で商売をしていると、仕事は際限なく出てきます。発信をして、メルマガを送り、打ち合わせにも応じる。空いた日を休みにしようと待っていても、なかなか休めないんですよね。

僕も、ほっとくとずっと仕事をしてしまう人です。だから、休むことに対してストイックになる必要があると思っています。休む時間を先に決め、その時間までに集客や販売を回せる形にしていくんです。

地元の起業家の方とバーベキューをする日には、その予定があったので、僕はその日の仕事の依頼をお断りしました。仕事は朝8時半まで。アーカイブの準備やメルマガ配信を、その時間までに終わらせる予定にしていました。

そんなふうに区切って動けるのは、発信、登録、その後の商品案内をつなぎ、日々の作業も短くしてきたからです。一人で集客と販売を回すときに、僕が作ってきた仕組みをお話しします。

一つの発信で、集客・販売・教材づくりをつなぐ

僕は「朝ビジ」という、毎朝のビジネス音声配信を続けてきました。話した内容はアーカイブ動画にして、メルマガで案内する。さらに、会員向けコンテンツを届ける「ゼロリス」にも教材として登録していました。

アーカイブを聞きたい方には、メルマガへ登録していただく。その登録後には、ステップメールなどで商品をご案内する仕組みを用意していました。発信が集客につながり、メルマガで販売の案内が届き、同じ内容が会員向けの教材にもなるんです。

朝ビジにかかる時間を、徹底的に測ったこともあります。僕の記憶では、ネタ探しからメルマガ発信まで、手を動かす実働が約40分。そこに話している約30分と、動画の書き出し・アップロードの約20分がありました。全部を含めて、約1時間半です。

この約1時間半で、集客と販売、コンテンツの蓄積が回る形にしていたわけです。発信したものが、その場限りで終わらず、メルマガへの登録や会員向けの教材につながっていました。

朝ビジの音声配信をアーカイブ動画にし、視聴したい方のメルマガ登録と登録後の商品案内へつなぐ。同じ内容をゼロリスの教材にも使う。

毎回の案内と編集を、仕組みに任せる

登録後の商品案内は、その都度、僕が手作業で送らなくても届くようにしていました。メルマガに登録いただいたらオファーが届く。ポイントがたまったら、またオファーが届く。こうした部分を、ある程度自動化していたんです。

毎日の制作にも、決まった形を用意していました。朝ビジの動画は、テンプレートへ素材を当てはめれば、編集自体は3分ぐらい。LumaFusionという動画編集アプリを使い、YouTubeへのアップロードまで進められるようにしていました。

テーマを探す負担も減っていました。リクエストをいただくことが増えて、自分でオリジナルのテーマを考えて話すのは、当時、だいたい3日に1回ぐらい。休むことをテーマにした話も、いただいたリクエストから生まれたものです。

この形は、毎朝の発信を800日ぐらい続けて、ようやくできてきたものです。いきなり同じことを全部やるのは無理だと思いますし、僕自身も徐々に整えてきました。

発信に使う朝と、休む時間に予約を入れない

作業が短くなっても、空いたところへ次々と打ち合わせが入れば、発信や休みの時間を確保できません。そこで僕は、外部からの打ち合わせを、基本的に予約システムで受けるようにしていました。

打ち合わせを受ける時間は、以前は朝8時からでした。それを朝10時からに変更したのは、夜に送っていたメルマガを午前中に送るようにし、朝の作業時間を確保する必要があったからです。

家族が来る日には、その時間以降に予約が入らないようにする。コンサルティングの打ち合わせだけでなく、提携先の企業にも予約できる時間を見ていただき、空いているところを選んでもらっていました。自分がまとめて作業する時間も、休む時間も、先に取っておくんです。

休む予定の日に仕事の依頼が来たときも、「今日はごめんなさい。その代わり、明日だったら大丈夫だと思います」とお伝えして、別の日へ振り替えてもらいました。「休みます」と言うだけでなく、予定が入るところから調整しています。


一人で回すなら、自分に合う減らし方から始める

休む時間を作る方法には、外注さんや社員さんに任せる組織化もあります。僕は、人に気を使ってしまうので、組織化は正直苦手です。その分、システム化や効率化を気にしてきました。

サービスの高単価化も、僕が気にしていることです。5,000円のサービスと50万のサービスでは、同じ1件でも金額が100倍違います。僕の感覚では、価格が上がったからといって、成約率まで100倍違うわけではありません。同じ販売の労力を、どんな商品に使うかも関わってきます。

効率化していても、僕は仕事が好きなので、つい無理をしてしまうことがあります。頭では休んだ方が効率的だと分かっていても、休むことはまだまだ修行中です。

まずは、今の仕事の中で、自分にできそうなところから始めてみてください。予約を受ける時間を変える、繰り返す編集をテンプレートにする、登録後の案内を自動化する。僕がやってきた、休む時間を作るための工夫です。

バーベキューの日に朝8時半で仕事を区切ったように、仕組みで短くした分を、実際に休む予定として確保するところまでが大切なんです。

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