セミナーで、例え話が多くて助かる、身近なものに例えてもらったので腑に落ちた、と言っていただくことがあります。

僕は漫画に例えたり、身近な話に結びつけたりして説明することが結構あるんです。それができるのは、理屈だけで学ぶのではなく、一見余計に見える情報も取り入れているから、というところが大きいと思っています。

メルマガやセミナーで話す内容の幅を広げたいなら、知りたい要点の外にも目を向けてみてください。身近な話も取り入れると、発信で使える例え話が増えるんです。

要点だけでは、具体的な話が出てこない

僕が発信を見ていて、勉強は頑張っているのに、理屈ばかりの説明になってしまう人がいるな、と感じることがあります。その理屈を実行すると何がどうなるのか、具体的な話になると止まってしまう。相手の状況に合わせた説明もできなくなるんです。

要点だけをかいつまんで学び、それだけで発信しようとすると、こういうことが起こりやすいと思っています。知識を増やしたはずなのに、話せることが広がらないんですね。

専門知識を深めたり、技術を上げたりする学びも大切です。効率的に学ぶことにも意味はあります。ただ、要点だけを知る学びに偏ると、発信の幅は頭打ちになる。だから僕は、情報収集のすべてを効率だけで決めたくないんです。


道の駅の再生を見て、発信のネタになる学びを拾った

要点の外にある情報を拾うために、僕はテレビも結構見ています。自分が知りたいことだけを選ぶのが難しい媒体だからこそ、「えー、そんなことがあったんだ」と出会える面白さがあるんですよ。

例えば、僕はスマホに「テレ東ビズ」を入れて、ビジネス系の番組を見ています。道の駅を再生するプロの挑戦を扱った内容も、勉強になりました。

その道の駅は、コンセプトをどう尖らせたのか。売り場のPOPを、もっと目立つようにできないか。商品に隠れてしまったPOPを指摘する場面まで出てくるんです。

そういう細かい指摘を見て、「確かに、こういうことをしてしまっている人は多いよな」と思う。僕はこんなふうに雑学を取り入れていて、それが発信のネタにもなっています。自分の専門分野の要点だけを探していたら、通り過ぎてしまう学びもあるんですよね。

ペライチの登壇では、初心者のつまずきを教わった

集めた話を伝えるときには、相手の視点も知る必要があります。僕はペライチの公式セミナーに登壇させてもらう中で、初心者の方に視点を合わせることも、すごく勉強させてもらいました。

インターネットに詳しくない方へ説明していると、「こういうところも分からないんだ」「なるほど、そこでつまずいてしまうんだ」と気づくことがあるんです。普段からネットを使い、発信している自分の感覚だけでは分からないところですね。

もっとすごい発信者になろうとして、自分の技術を上げることばかり考えてしまう。でも、多くの人に伝えたいなら、基礎的な内容をいかに面白く伝えるかも大切です。知識を高度にすればするほど、それが伝わる人は少なくなりますから。

身近な話から例え話の材料を得る学びと、初心者に教える中でつまずきに気づく学びを並べた図。面白いとは、興味を引くこと。
テレビで拾う身近な話と、初心者の方に教えて知るつまずき。僕はどちらからも、発信のための学びを得ています。

面白い発信は、笑わせることだけじゃない

面白い発信とは、「何だろう」と興味津々になってもらえる発信です。相手のお腹がよじれるほど笑わせることまで求めているわけではありません。

だから、難しい知識をもっと詰め込まなきゃ、と構えすぎなくていいんです。僕自身、身近なものに例えた説明を喜んでもらっていますし、初心者の方と接することで、どこから説明すればよいかも学んできました。

まずは、ビジネス系の番組を見てみてください。今の自分の専門分野の要点だけでなく、雑学や雑談からも学んでみる。僕が道の駅のPOPから学んだように、自分では探そうとしなかった話の中にも、発信の材料になるものがあります。

セミナーで例え話を喜んでもらえた経験から、僕は、身近な話に結びつけることも発信者の魅力になると感じています。相手が興味を持って聞ける話にできるか。そのために、要点の外にある身近な話も、自分の学びに残しておきたいんです。

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