Instagramを始めてから最初の1週間ほど、僕はプロフィールをほぼ毎日書き直していました。
書いた瞬間は「これでいい」と思っても、後から見ると足りないところが見つかる。日々の投稿を作る一方で、プロフィールは特に気にして直していたのです。
なぜなら、SNSやブログで発信を見た人が「この人はどんな人だろう」と思ったとき、次に訪れる場所がプロフィールだからです。投稿が最初の接点なら、プロフィールは興味を持った人が集まる場所です。
毎日の投稿だけで、すべてを伝えきるのは難しい
一つの投稿やブログ記事だけで、役立つ情報、自分の得意分野、自己紹介、商品の案内まで全部伝えようとすると、発信するたびに大仕事になります。
短いSNS投稿なら、なおさら全部は入りません。毎回そこまで作り込もうとすれば、発信を続けること自体が苦しくなります。
もちろん、最初に見られる投稿は大切です。僕は「手を抜いていい」と考えているわけではありません。ただ、日々の投稿をすべて100点にしようとするより、その投稿から興味を持った人が次に見るプロフィールを強くする。その考え方を、僕は「2番手を強化する」と表現しています。
入り口はいくつあっても、受け皿は一つでいい
ブログでは、検索からさまざまな記事へ人が入ってきます。SNSでも、最初に見られるのは普段の投稿です。
どの投稿や記事から入っても、「この人についてもう少し知りたい」と思った人はプロフィールへ集まります。入り口がいくつあっても、関心を受け止める場所は一つにまとめられます。
僕は、普段の発信は70点や80点でも続ける一方、プロフィールは150点を目指します。これは採点の決まりではなく、限られた力をどこへ集中するかという話です。
プロフィールを見直すときの三つの視点
一度書いたプロフィールは、置いたままにしておくと古くなります。僕が見直すときに見ているのは、次の三つです。
一つ目は、動き続ける実績の数字です。僕は毎朝の発信を続けているので、日数が日々増えていきます。そこが止まったままだと、それだけで情報が古く見えます。
二つ目は、自分の考え方です。日数が経てば、自分の考えは意外と変わっています。前に書いたときの言葉のままにしておくと、今の発信と食い違ってきます。
三つ目は、独りよがりになっていないかです。自分のことを書くと、書いた瞬間は伝わったつもりでも、後日読み返すと分かりにくくなっていることが多いのです。
書いた直後は、自分が何を書いたかを意識しているので、足りないところに気づけません。ところが一週間も置いてから読むと、当時何を考えて書いたのかを半分忘れているので、その分かりにくさがそのまま見えます。文章をしばらく寝かせる期間があると、直すべきところが見つかります。
流行の後ろに残り続けるものも「2番手」になる
僕が「2番手」と呼んだものは、プロフィールだけではありません。プロフィールも、メルマガやブログも、最初に見られる場所ではありません。それでも、興味を持った人が次に行き着き、そのあとも働き続ける。その位置にあるものを、僕は「2番手」と呼んでいます。目立つ流行の後ろで長く働き続ける媒体も、そこに含まれます。
僕がメルマガを扱い始めた15〜16年ほど前から、「メールの時代は終わった」「今は別の媒体だ」と何度も言われてきました。それでもメルマガは消えず、ずっと同じ場所に残っています。僕がメルマガへ力を入れるのは、一度積み上げた力が長く続くからです。
ブログにも似た経験があります。まともに更新していない期間が3年ほどあっても、5〜6年以上前に書いた記事へアクセスがあり、その記事をきっかけにサービスを受けに来てくれた人がいました。
その時々の流行は、お客様と出会うために活用します。ただし、力をすべて流行へ寄せると、変化のたびに追いかけ直さなければなりません。プロフィール、メルマガ、ブログのように、目立たなくても長く働く場所を持つと、日々の発信がその場限りで終わりにくくなります。

まとめ:発信を受け止める「2番手」を育てる
まず、自分のSNSかブログのプロフィールを開いてください。実績の数字は止まっていないか、今の考え方と合っているか、初めて読む人に分かる書き方になっているか。この三つを順番に見ていきます。
日々の発信を続けながら、すでに興味を持ってくれた人が集まる場所にも力を配る。今あるプロフィールを開き、不足しているところを直すなら今日から始められます。
僕がInstagramを始めた1週間、毎日プロフィールを書き直していたのは、そこが投稿の後ろで一番長く働く場所だと分かっていたからです。毎日の発信で関心を集め、その関心を受け止める場所を整えておく。プロフィール、メルマガ、ブログという「2番手」を育てておくことが、流行が変わっても積み上がる発信につながります。

