あなたは「チャレンジローンチ」をご存知でしょうか。
海外で流行り始めた新しい高額セールス手法なのですが、2022年以降は日本でも主流になりつつあります。
実際に僕も試してみたのですが、高額サービスがかなり売れやすいです。
僕のメルマガ会員様限定のワークショップを開催した結果、30万円の高額サービスの成約率が66%だったので、かなり手応えを感じています。

他にも、40万円のサービスを3名に成約して120万を売り上げた方もいらっしゃいます。
そこで、この記事ではチャレンジローンチとは何か、なぜ流行っているのか、実践のコツなど、僕自身がやってきた経験からお伝えしていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
チャレンジローンチとは?
チャレンジローンチとは、ザックリ説明すると、3〜5回のワーク形式の講座を開催し、高額サービスを販売する手法です。



従来高額サービスを売る手法は「プロダクトローンチ」という手法がメインでした。
しかし、その方法から派生したものが「チャレンジローンチ」です。
プロダクトローンチとチャレンジローンチの違いは「情報価値の提供」か「体験価値の提供」にあります。
プロダクトローンチは、メルマガ・公式LINEへ登録してくれた人に順番に有益情報を動画などで配信し、最後に高額サービスを売る手法です。



一方でチャレンジローンチは情報の提供よりは、実践形式の講座を提供し、最後に高額サービスを売る手法となります。
この方法は、「新しいプロダクトローンチの形」として海外のマーケッターがこぞって取り入れています。
例えば、3年で年商100億企業を作った有名なマーケッター「ラッセル・ブランソン」が提供する「クリックファネル」もチャレンジローンチの仕組みを取り入れています。
ちなみに、「クリックファネル」の使い方を30日でマスターするオンライン講座があります。
この流れは、ラッセルブランソンに引き続き、海外のヒーラーやコンサルタント、パーソナルトレーナーなどが次々取り入れ、かなりの売上を記録しています。
そして、2022年現在において、海外から生まれたチャレンジローンチが日本でも注目され、日本の起業家も取り入れているのです。
なぜチャレンジローンチが流行っているのか?
では、なぜチャレンジローンチが流行るのか。
理由は2つあります。
- 従来のセールスの成約率が落ちてきた
- チャレンジローンチの高額サービス成約率が異常
1.従来のセールスの成約率が落ちてきた
少し前までは、「プロダクトローンチ」や「セミナーセールス」で高額サービスを売って売上を一気に伸ばす流れが主流でした。
しかし、それらの手法が年々、通用しなくなっている傾向があります。
いろんな事業者が同じようにセールスし、似たような情報を配信している状況です。
そう考えると一般の人からは「またこれか」と思われて、購入率が減っている可能性があるわけですね。
事実、プロダクトローンチをやっていたコピーライターやマーケッターがプロダクトローンチをやめたり、セミナーからのクロージングでの売上が減ってきたりと、徐々に変化が生じています。
一方で、そんな時代にこそ爆発的な売上を伸ばしている方法がチャレンジローンチなのです。
だからこそ、今注目を浴びているのですね。
2.チャレンジローンチの高額サービス成約率が異常
チャレンジローンチは高額サービスがとにかく売れやすいです。
プロダクトローンチ・セミナーセールス・チャレンジローンチを一通りやってきましたが、プロダクトローンチより、ちょっと成約率が良いとかそんな次元ではありません。
プロダクトローンチの場合は、だいたい100人中20万円のサービスが5件ほど。
セミナーセールスは累計300名ほどで高額セールス失敗(トークの才能なしw)。
チャレンジローンチは30万円のサービスが3人中2人に売れるレベル。
なので、チャレンジローンチの成約率はこう考えると異常値だなと感じますね。
これはあくまで僕自身の経験ではありますが、おそらく他の方々もチャレンジローンチから高額サービスの売れやすさを感じていると思います。
だからこそ、チャレンジローンチが流行っているのではないかと考えています。
高額サービスの売り方についてはこちらの記事も参考になります。
【関連記事】30万円以上の高額無形商品を売るための2つのコツ【マインドセットとテクニック徹底解説】
チャレンジローンチで高額サービスが売れやすい3つの理由とは?
では、なぜチャレンジローンチで高額サービスが売れやすいのか。
理由は3つあります。
- 体験価値が得られる
- 複数回の講義で信頼が築きやすい
- 参加者同士の雰囲気が良い
1.体験価値が得られる
チャレンジローンチが従来のセールスと違うポイントは、講義形式ではなく、実践形式というところです。
例えば、ランディングページを作るチャレンジ講座なら、講座終了後にはランディングページが完成しているわけです。
この体験価値はお客さんから信頼を獲得する上で最強です。
「自分1人では作ることができなかったランディングページができた!」という体験価値を感じてもらえれば、その主催者に対して一気に信頼が持てるようになり、多少価格が高くても、「もっと学びたい!」という意欲が生まれます。
なので、サービスが売れやすいのですね。
2.複数回の講義で信頼が築きやすい
あなたはザイオンス効果(単純接触原理)をご存知でしょうか?
簡単に言えば、人は同じ人に何度も接触するうちにその人に好意を持つという心理学です。



これはチャレンジローンチでも応用できます。
例えば、セミナーであれば1回しかないので、あなたの参加者が接触する回数は1回です。
しかし、3回のチャレンジ講座ならあなたと参加者が接触する回数は3回です。
どちらが信頼を築きやすいかといえば、チャレンジ講座なのですね。
この複数回の講義を行うことで、信頼関係が築きやすく、高額サービスも売れやすくなるのです。
3.参加者同士の雰囲気が良い
チャレンジローンチの講義に参加する人は意識が高いです。
なぜなら、一方的な情報収集だけでなく、行動して成果を手に入れたいと思っている人が集まっているからです。
だからこそ、そのような意識が高い人が集まると、参加者同士の交流が生まれたり、会話が生まれます。
この雰囲気の良さも講義の価値が高まる要因になるので、その後の高額セールスでも売れやすくなります。
チャレンジローンチの講義内容の作り方



と思うかもしれませんが、チャレンジローンチの講義内容の作り方はとてもシンプルです。
1つのセミナーを3〜5個に分割して、実践形式にすれば完成です。
なぜこれだけで良いのかというと、チャレンジローンチの講座の価値はあくまで「実践」にあるからです。
つまり2時間の長尺の濃い情報を伝えるのではなく、「30分の講座+30分のワーク」3回のほうが大事なのですね。
そして最後の講座終了時に、個別面談の案内をしたり、セールすればOKということです。
僕はLP制作のワークショップを開催しましたが、LPセミナーの内容を3つに分解して開催しました。
具体的には、1回目は「ランディングページの基礎知識編」、2回目は「ランディングページの構成の作り方」、3回目は「ランディングページの文章の書き方」と分割しました。
このようにして、あなたの専門分野におけるセミナー1つを3〜5分割すれば、チャレンジローンチの企画はできてしまうということなのです。
チャレンジローンチのポイント
チャレンジローンチのポイントは難しくし過ぎないことです。
繰り返しになりますが、チャレンジローンチのポイントは実践にあります。
決して、最先端の情報やハイレベルのノウハウ提供ではありません。
もちろん、ハイレベルなノウハウを伝えることがダメだ、というわけではありませんが、あくまで実践できることが大事なのです。
例えば、メルマガをこれから始めたい人向けに「メルマガを実際に配信しよう」というテーマの内容でも良いですし、「メルマガツールの使い方5日間レクチャー」というテーマでも良いわけです。
参加者が一段ずつ階段を上り、着実にゴールに向かっていけている体験価値が感じられるようにハードルを低くすることがとても大事です。
チャレンジローンチはこれからはどうなるか?
チャレンジローンチの手法は今後、間違いなく流行る!
いや、高額セールスの主流になると確信しています。
今後ますます高額サービスが売りづらくなってくる傾向にあるので、代替となるセールス手法になり得るのではないかと感じております。
実際、いろんな個人ビジネス家の方々がいろんなやり方でチャレンジローンチの手法でやっておりますからね。
ぜひあなたも、この新セールス「チャレンジローンチ」をチャレンジしてみてください!