どうも、丸田です。
この前なんとなくクラウド系のサービスのライティング単価を調べていたのですが、エゲツないほど単価が低いですね(笑)
しかも、FacebookやTwitterでも
「クラ◯ドワークスはキチガイ」
「発注者の態度ムカつく!」
「あぁ~、後は1000文字の記事1記事で今日は終わり~」
「50記事の納品はさすがにキツイぜ~」
「1文字=1円あれば良案件っしょw」
みたいな投稿も割とあって、
あれ?これって
「これ終わったら帰れるー!」
「新卒で初月20万円あれば御の字」
「あの上司ムカつくよな!」
みたいな、
いかにも社畜感溢れるサラリーマンの発言とかなりダブる気がしたのはおそらく僕だけでしょうか。
いや別に、サラリーマンが悪いとかそんな話じゃなくて、ネットでお金を稼ぐのって、雇われて働きたくないとか上司がいないとか、ノビノビ仕事するのが1つの魅力だった気がするんです。
しかしそういった、
自由かつストレスフリーが魅力的だと着目されていたネットでの働き方にも、まるで雇われてコキ使われている労働環境とあまり変わらない空気感が漂っている事に「あれ?」と疑問が生まれたのです。
クラウド系のライティング業務がどう考えてもブラックだと感じた
その理由として、クラウド系の単価に問題があります。
ライティングの「単価」ってめっちゃ低いわけで、思わず声あげて笑ってしまいました。
僕も前はそういった案件をこなして小遣い稼ぎはしていましたが、その当時でも「安いわぁ」と思っていたのに、今はそれよりもヒドくなっています。
ざっと見た感じではありますが「1000文字以上で200~300円、それを50記事納品で1案件」みたいな案件が多いですね。
つまり1記事を300円で換算してもらえたとしても50記事なので15000円。
クラウド系のライティング業務がどう考えてもブラックだと感じました。
ちなみに、僕が始めてライティングの案件をクラウドソーシングで受注したとき(確か、2014年とかそこらぐらい・・・)は、400~500文字で50円とか100円でした。
・・・まぁ引きますよね(・∀・)
ライティングのクラウドソーシングで生計を立てることは本当に可能でしょうか?
実際に分析してみました。
もし、副収入で月に5万円ほどほしいという人の場合
もし、そういった人の場合だと、
仮に本業での労働時間8時間、睡眠時間8時間だとすると、1日、副業に使える時間は8時間となります。
ザックリと計算すると15000×4=6万円なので、50記事案件を4件こなすことになりますね。
1記事を1時間でかけるとしたら月5万稼ぐのに50×4=200時間必要。
1ヶ月の本業(8時間)と睡眠以外(8時間)に使える時間は8×30=240時間なので、
1ヶ月、プライベートに使える時間は240-200=40時間。
仮に1ヶ月に40時間の自由時間を均等に分配するなら1日に使える自由時間は約1.3時間となります。
イチローもビックリするほどのストイックさです。
もし、ライターとして独立したい人の場合
もし独立したいと考えるならば、単価が15000円の1案件を10案件こなしてやっと15万円。
書く記事数は単純計算で50×10で500記事となり、1ヶ月30日で割れば1日16~17記事書かなければならない計算です。
1000文字書くのに1時間かかるとすれば1日16時間労働となります。
(1000文字を書くのに30分で計算すれば1日8時間)
もはや変態の世界ですね(笑)
また、クラウドワーカーで月収20万円を超える人は111人という統計が出ております。
引用元:https://news.careerconnection.jp/?p=21360
厳密に言えば、昨年(2015年)10月から12月末までの期間に、平均月収20万円以上を達成したユーザーは111人のみでああり、全クラウドワーカーの割合の約0.014%とのこと。
しかも「ライター」は残念ながら3.6%です。
おそらく今現在までに、少しずつ増えてはいるでしょうが、それでもライターとしてクラウド系で独立するのは遥かに険しいドMの道であり、現実的ではないとも言えます。
しかも、発注者側のさじ加減で「非承認」にされる。
おまけにその収益が反映されるかどうかは発注者が納品されたサービスを気に入るかどうかで決まります。
中には意味不明かつ理由もなく非承認にする悪質発注者もいるとのこと。
これはクラウド系で生計を立てている人にとってはかなり致命的なダメージになりますね。
どれだけ頑張って提案書を作り直したとしても、理不尽に突き返されるような社畜な風景が頭に浮かびます。
上記の観点からクラウド系ライティング案件はブラックだと確信しました。
なぜ単価はありえないぐらい安いのか?
その理由はズバリ簡単です。
「誰でも良いから」ですね。
依頼者は、誰でもできるようにある程度のマニュアルや構成を考えています。
「いかに効率的にスピーディーに記事が仕上がるか?」これが全てでえすから、「効率的」さえ維持できれば、極論書き手は誰でも良いというになります。
誰でも出来る仕事って時給が安いのと同じで、誰でも出来るライティング業務もまた単価が安いのです。
「誰でも良いし、小遣い稼ぎでもなんでも良い。とにかくやってくれる人が欲しい」というのが発注者の本音だと思います。
もちろん、中には素晴らしい人もいらっしゃるでしょうが、それでもやはりライターの人あくまで事業における手足といったところでしょう。
ライターを低コストで雇って、その発注者のビジネスは利益がドカンドカン出るわけですからね。
低リスク、高リターンというまさに「成功するビジネスの王道」のスタイルが確立されてますからね。
これほど、発注者にとって嬉しいことはないでしょうからね。
しかも、クラウドワークスやランサーズ、ココナラなどのクラウド系の中でも一番の人気を誇るのがライティング案件です。
デザインやホームページ作成と違い、記事の作成ならば初心者からでも始めやすいからおそらく参入者も多いはずです。
ですので、供給の多いライターが多いからこそ、ライティング案件の安さもうなずける話だな。
というわけです。
ではライターとして稼いでいくために必要な事は何なのか?
では、「Webライターは稼げないのか?」と言われるとそうではありません。
ライターが不足しているのは、ずっと言われていることですし、
クラウドソーシングに発注している人たちも、なんだかんだで優秀なWebライターを求めているコトに変わりはないからですね。
ですから、Webライターは十分稼ぐことは出来ます。
そのためにあなたが意識するべきことは、
まずは他者と同じやり方で仕事するのはやめることです。
他の人とは別の切り口でライター業を展開していくことが重要です。
例えば、クラウドソーシングでライティング業務を引き受けたクライアントさんに直接交渉するとかですね。
※もちろん、ある程度の実績や実力は必要で、クライアントからも認められることが必要にはなりますけども。
あるいは、あなた独自のメディアなどを構築して、自分だけのフィールドを作り上げてあなた独自のブランドを構築しながらライティングスキルを提供するなどですね。
ちなみに、ライティング業務は自分のメディアを構築して発信した方が早いです^^
ライターの高単価受注の秘密はコチラの記事で詳しく解説しているので、ぜひ一度読んでみて下さい!
相手に喜ばれながら単価を100倍以上引き上げて受注するためのコピーライターが取り入れるべき4つのブランディング戦術とは
自分だけのブランディングを構築すると、文字単価が1円とか2円とかそんなレベルじゃなくなります。
「いくらでも出すからあなたに依頼したい!」という状況になります。
ライティングスキルをいくらで提供するか額を決めるのはあなたになります。
もちろん数十万を超える高単価でも飛ぶように売れるようになります。
小額しか稼げない案件を沢山こなして、月ギリギリの額を稼ぐよりも、
1~2件で月の生活が賄えるレベルの高単価を受注して時間とお金に余裕のある生活を送るほうが得策じゃないですかね?
まとめ
とりあえず、クラウド系ライティングを真面目にやっていてもブラックなので、もはや副業すら適してないとも思っています。
そこに時間と精神を割くぐらいなら、ある程度の案件数こなして、取引先の人と直接交渉するか、クラウドソーシングをスパッとやめて自分のブログを構築してブランディング戦略をしっかりやれば十分に稼げるかなぁと。
ぜひ、参考にしていただけたらと思いますヽ(´ー`)ノ

丸田

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