ウェブセールスプランナーの長嶺圭一郎です。

7月からレジ袋が有料になりましたよね。

その結果、スーパーやコンビニで買い物をする時、このようなやり取りが増えました。

店員

レジ袋はいりますか?

ケイイチ

お願いします

店員

小サイズと大サイズ、どっちが良いですか?

ケイイチ

入れば何でもいいです

店員

小サイズはLL、大サイズは3Lです。

ケイイチ

・・・???まぁ、入れば何でもいいですけど、、、まぁ、とりあえず小で。

みたいな。

内心、

ケイイチ

う、うーむ、僕が欲しいのは袋ではなく、あくまで袋によってもたらされる利便性なんだよな~(^^;)

なんて毎回思っているのですが、ふと、「これって商品セールスでも同じこと言えるよな」と感じました。

お客さんが求めているのは、悩みが解決された未来である

今回のレジ袋の件に限らず、そもそも人が求めているものは、「悩みが解決された未来」なんですよね。

マーケティング用語では、「ベネフィット」というわけですが、商品そのものを欲しい人はほぼいません。

 ※マニアやコレクターは除く。

今回のレジ袋の話なら、僕が欲しいのはあくまで「買ったものを袋に入れて、持ち帰るのが楽になること」であり、「袋そのもの」が欲しいわけではありません。

これは世の中のすべてのビジネスにおいても当てはまります。

商品は手段でしかない

逆に言うと、商品はあくまで手段でしかありません。

世のうまくいかないビジネスの9割が商品そのものを売ってしまっている傾向にあります。

例えば、最近はジムやトレーニングが流行っていますよね。

その際、

「うちのジムはなんと、ランニングマシーンを20台!

おもりの重量も他店のジムよりも1ランク上をそろえております!さらには、シャワー室も完備!」

という、ジムの機能そのものをウリにしてはいけないわけです。

人が欲しいのはあくまで、病気をせず、自分の体に適した体型と健康です。

ジムやトレーニング自体は、あくまで手段に過ぎません。

極論言えば、

痩せて健康的になるためなら、別にジムでなくてもいいわけです。

手段は何でもいいわけですよ。

筋肉に振動を送るだけで腹筋が割れるなら、それで良いわけです。

商品はあくまで結果を手に入れるための手段に過ぎない、ということはとても大切なのですね。

まとめ~商品を売るな、未来を売れ!~

「商品を売るな、未来を売れ」

今回の内容をまとめるなら、この一言に尽きます。

店員さんとのやり取りでふと思ったので、筆をとってみました。

商品セールスにおいて「未来を売る」ことがとても大切です。

ぜひおさえておいてくださいね。

PS.商品は質が良いのが前提です。

ただし!

商品ではなく未来を売るべき、と説明しましたが、

これはあくまで、「商品の質が良い」ことが前提の話です。

けっして、粗悪な商品は売ってはなりませんし、商品そのものの質が低いのであれば、そもそも何やっても売れないので注意が必要です。

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