どうも、コピーライターの丸田です。

とお悩みではないでしょうか?
リライトが大事とよく言われますよね。
しかし、具体的に何をすればいいのか分からないことが多いです。
ということで今回は、
- そもそもリライトとは何なのか?
- リライトの目的は何か?
- リライト時にチェックするべきポイント
- 具体的なリライト方法
- リライトをするべきタイミング
このような内容で解説していきます。
情報発信で稼ぎたい人はぜひ最後までお付き合いくださいませ。
リライトの意味と、その目的とは?
リライトとは、「文章を書き直して、より読みやすくする」作業のことです。
※「推敲(すいこう)」と言われたりもします。
具体的には、
- 誤字脱字の修正
- 文章構成を変えて読みやすくする
- 新しい情報やデータを取り入れる
などを行うことで、より質の高い文章に仕上げていく作業なのですね。
また、リライト作業を通じて、ライティングスキルを伸ばすこともできます。
ですので、情報発信で稼ぐためには、積極的にリライトを行っていきましょう。
リライトで改善するべき3つのポイントとは?
リライトで改善するべきポイントは以下の3つです。
- 誤字脱字がない
- テーマの一貫性が保たれている
- 読みやすい文章になっている
厳密に言えば、文法的に正しい文章を書くとなれば、改善するべきポイントはキリがありません。
ですが、上記の3つのポイントを改善すれば、十分読みやすい文章に仕上がります。
1.誤字脱字がない
誤字脱字は文章のクオリティを著しく下げてしまいます。
特にセールスコピーの誤字脱字は、商品の成約率が大きく落ちる可能性もあるので注意してくださいね。
もちろん人間である以上、どうしても誤字脱字はあります。
たま~にミスをする分には仕方ないのかもしれません。
しかし、そういったミスを徹底的になくす姿勢は大切ですよね。
自分の文章を見直す時は、誤字脱字がないか入念にチェックしましょう!
2.テーマの一貫性が保たれている
テーマの「一貫性」が保たれているか気をつけましょう。
なぜなら、文章に一貫性がないと、読者は違和感を感じてしまうからです。
最悪の場合、信頼をなくしてしまう可能性もあるので注意が必要です。
例えば、



と言っておきながら、



と言ったら、主張がコロコロ変わっていて違和感ありまくりですよね?
ちょっとこれは極端な例かもしれませんが、



と不信感を抱かれてしまいます。
リライトをする時には、自分の書いている文章に「一貫性」があるかどうか、矛盾はないか、注意深く確認しましょう。
3.読みやすい文章になっているか?
読者にとって読みやすい文章であることが大切です。
例えば、改行がなく、文字がギッシリ詰まっているブログを見たら、一気に読む気が失せますよね。
あるいは、漢字だらけだったり、平仮名が多すぎる文章なんかも読む気がなくなってしまいます。
確かに、大事なのは文章の内容です。
ですが、その内容を読んでもらうためにも、最低限読みやすさは意識しなければなりません。
リライトをする時には読者の気持ちを想像して、読みやすい文章になっているかをチェックしましょう。
ここまでの内容を、まとめるとリライトの際に確認するべきポイントは3つ。
- 誤字脱字がない
- テーマに一貫性がある
- 読みやすい文章になっているか?
リライトにおいては、この3つを改善すればOKです。
具体的なリライトのやり方7選
これから具体的なリライト方法7つを解説していきます。
以下のとおりです。
- 文章を声に出して読む
- 適切な位置に句読点、行間を入れる
- PREP法にしたがって文章を書く
- 理由をしっかり述べる
- 主語の省略をなくす
- わかりにくい言葉、専門用語はなくす
- 第三者からの添削を受ける
1.文章を声に出して読む
リライトは、声を出して読み上げることをオススメします。
声に出して読むことで、
- 誤字脱字がすぐに分かる
- 文章の違和感に気付ける
- 文章のテンポの悪さに気付ける
など、声に出すからこそ、気付けることが多いのです。
文章のテンポの悪さというのは、例えば、
- 同じ単語を多用してしまっている
- 同じ文章の語尾が連続してしまっている
など。
具体的なケースをいくつか挙げます。
誤字脱字をなくしましょう。
なぜなら誤字脱字は文章の質を落とすからです。
なので誤字脱字をなくしましょう。
身だしなみを整えることは大切です。
なぜなら、女性は男性を第一印象で脈アリか脈ナシかを判断しているからです。
髪は短髪で清潔感を出すのがポイントです。
特にモテたい男性は必ずやったほうがいいです。
このような文章は、決して言っていることは間違ってはいないですが、どこか違和感がありますよね?
このような「どこか変だな」、という感覚は声に出さないとわからないケースが多いので、リライトする際には文章を声に出して読みましょう。
2.適切な位置に句読点、行間を入れる
句読点や行間のない文章はかなり読みづらく、すぐにWebページを閉じられる可能性が高いです。
行間に関しては「。」の次は、1行開けるなど、ルールを決めておくといいかもしれません。
読者に読みやすい文章に仕上げるためにも、必ず句読点や行間を適切な位置にに入れるように意識しましょう。
3.PREP法にしたがって文章を書く
あなたは『PREP法』をご存知でしょうか?
PREP法とは、論理的な文章を書く際に使われる文章の型の1つです。
ちなみに、
- Presentation(主張)
- Reason(理由)
- Example(例)
- Presentation(再主張)
これらの頭文字をとってPREP法と言われています。
「主張→理由→例→再主張」の流れに沿うことで、論理的かつ伝わる文章が書けます。
ですから、リライトする時は、PREP法にしたがって記事を書いているかチェックしましょう。
【参考】PREP法を詳しく解説した記事はこちらです↓
わかりやすい文章を簡単に書くために知っておくべき1つのライティング手法!
4.理由をしっかり述べる
文章には必ず「主張」が存在しますが、それを支える理由も記載しなければなりません。
なぜなら、理由は主張の説得力を高めるからです。
例えば、以下のような例を考えてみてください。
子どもの学習意欲を高めるためには、スマホの使用する時間を制限する必要があります
これに対する理由が以下の場合はどうでしょうか?
なぜなら、私の子どもが通う学校では、成績が良い子どもほどスマホを持っていないからです。
理由が不十分ですよね。
おそらく「それはあなたの学校だけでは?」「たまたまではないの?」といった声が聞こえてきそうなほど、主観的ですね。
理由が不十分なので、主張が正しいと思ってもらえないわけです。
しかし、このような理由はどうでしょうか?
厚生労働省のデータを見てみてください。
この統計は全国の100万人の小学校5年生を対象にした統計データですが、成績優秀な子どもに限って、1日のスマホ利用時間が少なくなっています。
このように、データやグラフを用いたりと、しっかりとした理由を提示できれば、「子どもの学習意欲を高めるためには、スマホの使用する時間を制限する必要があります」という主張にも納得がいきます。
これはあくまで一例ですが、主張を支えるのに十分な理由や根拠になっているか、をしっかり確認するべきです。
また主張+理由によって、文章全体に一貫性が生まれます。
ですので、主張を十分に支える理由になっているかを常に考えましょう。
5.主語の省略をなくす
読みにくい文章は、主語が省略されているケースが多々あります。
例えば、このようなケース。
この文章に違和感を感じないでしょうか?
実はこの文章の登場人物は2人います。
それは頑張っている「誰か」と、それを見て応援したくなった「僕」です。
主語が省略されている事で、文章に違和感が生じていますよね。
ですから、主語を補って読みやすい文章にしましょう。
このように、主語を補うだけで、かなり読みやすくなりますよね?
主語の省略はついやってしまいがちなので、リライトの時にはしっかりチェックしましょう。
6.わかりにくい言葉や専門用語をなくす
わかりにくい言葉を多用したり、専門用語を使いこなして自分に酔っている人がいらっしゃいますが、キケンです。
今すぐやめましょう。
例えば、以下のような表現。
- アジェンダを確認しておいて!
- WEB事業で大切なのはアジャイル開発なの!
- その案件、ASAPでお願い!
- この資料にはエビデンスがないよね!?
ぶっちゃけウザくないですか?笑
こんな難しい言葉使わなくても、以下のように改善すればいいわけです。
- 予定表を確認しておいて!
- Web事業で大切なのは早い開発なの!
- その案件、なるべく早めでお願い!
- この資料には証拠がないよね!?
このような、わかりにくい言葉や専門用語は使わず、わかりやすくシンプルな言葉を使いましょう。
ただ、どうしても使う必要がある場合もあります。
例えば、
このように専門用語を使う場合は、用語の説明を必ず入れましょう。
※IoT技術とは…モノとインターネットが接続する技術のこと
難しい言葉を使わないだけども、かなり読みやすい文章になります。
7.添削を受ける
自分の書いた文章の違和感は、自分が一番気づきにくいことが多いです。
なので、人に読んでもらって感想をもらったり、添削をしてもらうことが大事です。
最近では、ココナラやクラウドワークスなどのWebサービスで、添削の依頼を出すこともできます。
ですので、そのようなサイトを活用して、添削してもらうのも1つの手ですね。
リライトのタイミングとは?



と、リライトをするのはまだ待ってください!
リライトするにはタイミングがあります。
文章を書いてから、1ヶ月~3ヶ月後。
これがリライトをするタイミングです。
1ヶ月以上も期間を空ける理由は、自分の文章を客観的に見ることができるからです。
文章を書いた直後は「自分の書いた記事は素晴らしい!」と気分が上がります。
その気分の良さこそ、自分の文章を冷静に客観視できない原因となるのですね。
ですから、文章を書いてからだいたい1ヶ月~3ヶ月後。
高揚感が抜けて、むしろ記事を書いたことすら忘れた、ぐらいのタイミングで自分の文章を見直すのがベストなのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回ご紹介した内容は以下のとおりです。
リライトをする際にチェックするべき3つポイントは、
- 誤字脱字がない
- テーマに一貫性がある
- 読みやすい文章になっているか?
具体的なリライト方法7つ。
- 文章を声に出して読む
- 適切な位置に句読点、行間を入れる
- PREP法にしたがって文章を書く
- 根拠をしっかり述べる
- 主語の省略をなくす
- わかりにくい言葉、専門用語はなくす
- 第三者からの添削を受ける
一度自分の書きた文章をリライトして、ライティングスキルを高めましょう!