どうも、コピーライターの丸田です。

わかりやすい文章ってどう書けばいいの?
これは、Webで文章を書いている人にとって一番の悩みではないでしょうか?
安心してください。
文章が苦手な人でも、わかりやすい文章を簡単に書く文章テンプレートがあります。
それが「PREP法(プレップほう)」です。
PREP法とは文章のひな形なのですが、この方法を使うことで、わかりやすい文章をスルスルと書くことができます。
もちろん、ブログやメルマガ、SNSなどありとあらゆるメディアでも活躍します。
この記事では、具体的に「PREP法」とは何なのか、また事例やコツについて解説していきます。
わかりやすい文章が書ける「PREP法」とは?
PREP法とは、以下の4つの要素で成り立っています。
- Point:主張
- Reason:理由
- Example:例
- Point:まとめ
※これら4つの頭文字をとって「PREP法」とよびます。



ちなみに、PREP法は論文やプレゼンテーションなどでも使われる型です。
この原則に従って文章を書けば、わかりやすくスッキリとした文章ができます。
この手法は、Webライティングを始めたばかりの人にもわかりやすい文章を書くことが出来るので超オススメしております。
PREP法の活用事例を1つあげますね。
例えば、リンゴ好きをアピールするとこのようになります。
私はリンゴが大好きです。(P:主張)
なぜなら、程よい甘さと食感があって美味しいからです。(R:理由)
「シャリッ!!」とかじると爽やかな甘味が口中にジュワーッと広がっていく感じがすきです。(E:例)
だから、りんごが好きです。(P:再度主張・結論、まとめ)
これがPREP法を用いた文章の流れです。
この流れを意識することで、簡潔でわかりやすい文章を書くことができるのです。
文章の構成が苦手な人でもカンタンに使える手法で、文章の脱線も予防できるので、ぜひ取り入れましょう!
「PREP法」が優れている4つの特徴
文章の書き方やひな形自は調べるといろいろとあります。
しかし、その中でも特に「PREP法」が優れています。



ブログやメルマガを書いたり、Webライターを目指す人はもはや必須。
なぜならPREP法は、論理的でわかりやすい文章が書けるだけでなく、読み手にとっても優しい文章構成になっているからです。
具体的には、以下の4つの要因があります。
- テーマを明確にする
- 理由で理解が進む
- 具体性で理解の補完
- まとめで締める
テーマを明確にする
「結論ファースト」という言葉聞いたことがありませんか?簡単にいえば「何が言いたいのか、を最初に明らかにする」ということなのですが、これが重要なのです。
なぜなら、情報が溢れに溢れている現代人には、じっくり記事や文章を読んでいる暇がないからです。
だからこそ、最初にテーマを知ることで自分にとって必要かどうかを判断しているのですね。
逆に結論を先延ばしにされたり、なかなか話の中心に触れられない文章はサクッと読み飛ばされてしまいます。



まず犬って忠実だから一生のパートナーって感じがするじゃないですか。ピカチュウみたいなね。
逆に猫って確かに忠実さは欠けるけど、たまに見せるツンデレはグッとくるんですよ・・・。
あ、そうだ!ちなみに犬ってうんたらかんたら長々長々ながながナガナガNAGANAGA・・・・・・






結論を先延ばしにしてもいいのは、サスペンスドラマぐらいでしょうか笑
基本全ての文章は「結論」を先に伝えることがとても大切なのです。
その点、PREP法は最初にテーマが明確になるので、優れた文章テンプレートと言えます。
2.理由で理解が進む
読者は主張に対して「どうして?」と疑問に思います。
なので、そのための根拠や理由を伝えることが必要です。



と理由を付け加えることで主張やテーマに納得してもらえるのです。
逆に理由がないと、読者は「え?どうしてそういう結論に至ったの?」と疑問が残り、不満、そして離脱、という可能性があるので注意が必要です。
たまに理由が抜けている記事を見かけますが、理由や根拠が抜けていると、読者の頭には「?」が残り続け、「よくわからんからいいやー」とページ閉じられます。
主張→理由のワンセットはぜひ意識しましょう。
3.理解の補完
事例を付け加えることで、理解を促します。
70%ぐらいの理解を90%まで引き伸ばすイメージです。



それに比べて犬はぴょんぴょん飛んだりしないし、
おとなしい柴犬なら飼い主の言うことを忠実に聞いてくれます。
それだけでなく、孤独に打ちひしがれた時はそっと寄り添ってくれます。



具体性を出すことで、内容がよりわかりやすくなります。
4.まとめで締める
最後はもう一度、主張・テーマに戻ります。
理由は、一番最初のテーマに話が着地することで、文章に一貫性が生まれるからです。
なので、最後はもう一度主張を述べて締めくくりましょう。






PREP法の注意点と対策
PREP法を使ううえでの注意点についても解説します。
以下の2つです。
- ありきたりにならないように事例をユニークにする
- PREP法はターゲットに合わせて削る
1.ありきたりにならないように事例をユニークにする
PREP法は誰もが使いやすい文章テンプレートゆえの欠点があります。
それはありきたりな文章になりがちだということです。
PREP法にそのまま当てはめると、オリジナル感のない文章になりがちなんですね。
なので、ここは注意しましょう。
コツとしては、オリジナル性を出すために、PREP法のE(=事例)を一般的な事例ではなく、自身の体験談で語ること。
例えば、以下の事例。
コピーライティングは大切です。
なぜなら、情報発信はすべて文章を使うからです。
例えば、メルマガを書くにしても、SNSもブログも全部文章ですよね。
だから、コピーライティングは重要なのです。
これは典型的なパターンです。
決して悪くはありませんが、とても良いとも言い難い内容。
事例を体験談にするとこのように変わります。
コピーライティングは大切です。
なぜなら、情報発信はすべて文章を使うからです。
経験談になりますが、僕は以前コピーライティングの知識ゼロでした。
なので、どれだけ記事書いてもメルマガ書いても、何も反応がありませんでした。
ですが、コピーライティングを勉強することでブログ記事から集客でき、メルマガで商品が売れるようになったのです。
良い時は、月に100万円以上の売上が上がることもありました。
その経験から、「コピーライティングは超大事!人類皆学べ」と強く思います。
いかがでしょうか。かなりリアリティある面白い話になりましたよね。
もちろん、全ての事例を体験談で語るのは難しいと思いますが、事例はできる限り体験談やエピソードを取り入れることをオススメします。
2.PREP法は万能ではない



PREP法最高〜!なんでもPREPにブチ込んどけ!ウェーイ
と思うのはまだ待ってください。
なぜなら、PREP法は万能ではないからです。
もっと言うと、想定読者によっては「E(=事例)」や「R(=理由)」が不要だったりするのです。
極端な例ですが、「人を叩いたり、殴ったりしてはいけません」という主張に対しては理由は不要ですよね。(逆に「え、なぜ?」と理由を問うてくる成人には要注意です汗)
また別の事例としては、「熱が出たら熱さまシートが貼るといいよ」と言われて、「え?なぜ?」と理由が生まれないと思うのです。
そういった事例からも、主張に対する理由や事例が不要になるケースがあるのです。
この記事も「PREP法」について詳しくない人向けだからこそ、なぜPREP法が大事か、を解説しているのであり、「PREP法」の重要さを知っている人向けだったとすれば、この「なぜ必要か」の理由は不要となるわけです。
もちろんPREP法はいろんな場面で使える文章のひな形ではありますが、一部において「PREP」がハマらないケースもあることをぜひ抑えておきましょう。
最初はPREP法に忠実に文章を書いてみよう!
これからWebライティングを始める人、あるいは文章を書くのが苦手な人は、とにかくPREP法に忠実に文章を書くことをオススメします。
PREP法はわかりやすい文章の原則を抑えているので、読者も理解しやすい文章が書けるようになるはずです。
- Point:主張
- Reason:理由
- Example:例
- Point:まとめ
PREP法はあなたの情報発信における、心強い味方になるでしょう。
ぜひガンガン活用していってください。
より文章スキルのアップを目指したい方はこちらの記事も参考になります。