僕は起業するとき、まず半年と期限を決めて、親を説得しました。半年たっても鳴かず飛ばずだったら、また就職する、という条件です。幸い、期限までに結果を出せたので、事業を続けてこられました。

自分で商品やサービスを売っていくなら、自分で「やる」と決めて、動く必要があります。でも、失敗したら全部自己責任。そりゃ怖いですよね。営業や情報発信を進めたいのに動けないときも、ただ気合を入れれば済むとは限りません。

僕は、行動を止めてしまう理由として、失敗への恐怖、モチベーションの低さ、周囲や環境からの制約があると思っています。それぞれに合わせて、計画、時間の確保、仕事をする環境を考えていきましょう。

不安があるなら、動かなかった場合も書いてみる

失敗が怖くて動けないなら、まず計画を立ててみてください。いつ、何をすれば、どんな未来につながりそうか。書き出すと、動くことで起こり得るリスクと同時に、動かないことで失うチャンスも見えてきます。

僕も、そんなにメンタルが強いわけじゃないんですよ。不安を全部なくしてから動こうとしていたら、なかなか進めません。だから、動いた場合の怖さと、動かなかった場合に失う未来を並べて、どちらが大きいかで決めればいいと思っています。

失敗したらすべてを失ってしまう計画なら、予算を落としてみる。別の計画も同時に進める。そうやって、引き受けられる範囲を考えることもできます。

比べた結果、動かないほうが利があるなら、動かなくてもいいんです。ちゃんと選んだ結果なら、動かないこと自体が悪いとは思いません。とにかくマグロのように動きまくれ、という話ではないんですね。

失敗が怖いときは動く・動かないを比べ、気分が乗らないときは先に時間を確保し、周囲の制約があるときは条件を計画に入れる

やると決めた発信は、先に時間を確保する

やると決めたのに、今日は気分が乗らない。そんなときは、低いモチベーションでも動けるようにする発想が必要です。僕もモチベーションが低いことはたくさんあります。僕の場合、気分を理由に行動しないと決めたら、たぶん本当に何もしなくなるんですよ。

毎朝のビジネスラジオ「朝ビジ」を続けるなかでも、やると決めたから淡々とやる、という感覚がありました。話し始めると、今日の話をもっとしたくなって止まらなくなる。続けているうちに、配信しないことのほうに違和感を覚えるようになりました。

僕が日々の業務をほとんど習慣化していたときは、日によって違いはあっても、基本的には朝10時までに最低限の業務を終えるようにしていました。今の事業を維持する仕事を終えたうえで、さらに新しいことへ取り組む形です。

ブログやリストマーケティングも、目先の仕事が次々に出てくると、つい後回しになりがちです。新しいことをしたいなら、そのために必要な作業量を考え、一定の時間を先に確保することを習慣にしてください。やる気が高いときこそ、その計画を立てておくといいと思います。

毎日が難しい人も、まず週に1回から時間を決めてみる。僕が運営していた朝活「モーニングショット」には、毎週土曜日の10時からブログを書く「ブログ部」がありました。僕自身も、その時間はブログを書くように努めていました。毎日か週1回かに違いはあっても、発信するための時間を先に取ることは同じです。

家族や仕事の条件も、計画に入れておく

時間を決めても、周囲から声がかかったり、ほかの仕事が入ったりすることはあります。僕が実家で仕事をしないのも、祖母から「あれをして、これをして」と声がかかるからです。母からカラオケに誘われて断ったこともありました。

仕事に集中するときは事務所へ行く。家族をないがしろにしたいわけではありませんが、そう決めて、仕事をする場所を整えてきました。

とはいえ、僕は独り身で、10年ほどかけて自分の仕事の環境を整えてきています。今から環境を整える人とは条件が違います。僕と同じ時間の使い方を、そのまま真似すればいいとは思いません。

副業なので顔を出せない、土日しか動けない、全部の仕事をする時間はない。そんな条件があるなら、それも書いたうえで、いま何を優先するかを決めてください。制約がなくなるのを待つだけでなく、その条件で動ける計画を考えるんです。

家族から反対されている場合も、いちいち敵対する必要はないと思います。相手は心配して、その人なりの成功方法で諭しているのかもしれません。何をすれば、その不安を軽くできるか。冒頭で書いた起業時の半年という条件も、僕が親と話をつけて動き出した一例です。

どうしても一人では進めづらいなら、応援してくれるメンターやパートナーを見つけ、支え合いながら進める方法もあります。


いま動ける計画は、チラシの裏からでいい

不安、気分、環境の制約。自分の営業や発信を止めているものを書き出したら、いまの条件でいつ何ができるかを考えてみてください。動かない場合に失うものも、同じ紙に書いてみるといいと思います。

チラシの裏でいいんです。最初から、きれいな年間計画や立派なスケジュール帳を作り込む必要はありません。頭の中でぐるぐる考えていることを、まず外へ出してみてください。

僕の起業は、半年で結果が出なければ就職し直す、という条件から始まりました。営業や発信でも、怖さや生活の条件を含めて、どこまでなら動けるのかを決める。そのうえで続けると決めた仕事は、モチベーションが低い日にも取り組める時間を確保しておきましょう。

Follow me!