どうも、丸田です。
この記事ではセールスコピーライティングについて解説していきます。
結論から言いますと、セールスコピーライティングとは「文章で読者を行動させるスキル」のことで、ビジネスにおいて必須のスキルです。
実際に僕自身かれこれ5年ぐらいセールスコピーライターとして数々の売上アップにつながる文章を書いてきました。
その結果、3万円の高額セミナーでもわずか3日で27人の応募が来たり、5万円のサービスが20万円で売れたりと、ビジネスの結果を大きく変えてきました。
その経験も踏まえて、初心者の方でも分かりやすくセールスコピーライティングについて解説していきます。
セールスコピーライティングとは?
セールスコピーライティングとは、文章で読者を行動させるスキルです。
例えば、




このような経験が一度はあるのではないでしょうか。
このような、心に響く言葉によって顧客に自分のファンになってもらい、登録やお申込み、購入してもらえるのはセールスコピーライティングの技術があってこそです。
とはいえ、「セールスコピーライティングはただ響きの良い言葉やオシャレな言葉を並べたらいいのか?」と言えばそうではありません。
大切なのは、顧客心理の理解です。
例えば、
これは「Zoff」のキャッチコピーですが、どうでしょうか。
「メガネ」と呼ばれたことがあるなら「え?自分のメガネが似合ってないのかな!?」と不安な気持ちになって、今すぐにでもメガネを買い替えたくなりますよね。
他にも、これは森永製菓のウィダーインゼリーのキャッチコピーです。
手軽に栄養補給できるというPRによって売上を一気に伸ばしています。
海外でも同様の事例があります。
路上に座り込んで物乞いをする盲目の人がいました。
彼が持つボードには「盲目です。お恵みをください」というもの。
しかしなかなか小銭を置いてくれる人はいませんでした。
そこへ親切な女性が訪れ、メッセージを書き換えました。
「素敵な1日ですね、でも私には見えないのです」
この結果、小銭が凄い勢いで増えていきました。
このように言葉一つで結果が変わるのです。
ブログやSNS、セールスも言葉を少し変えると結果は大きく変わります。
それがセールスコピーライティングの秘める力なのです。
セールスコピーライティングとコピーライティングの違い
いろんなサイトや書籍には、「コピーライティング」や「セールスコピーライティング」という単語が使われてたりして、「何が違うんだろうか?」と思うかもしれません。
結論から言えば、「コピーライティング」と「セールスコピーライティング」に厳密な言葉の定義は存在しません。
なので「コピーライティング」と「セールスコピーライティング」をわざわざ使い分ける必要もなかったりします。



ですが、ここで知っておくべき大事なことは「イメージコピー」と「レスポンスコピー」です。
イメージコピーとは?
イメージコピーとは、商品そのものを直接PRするのではなく、感情に訴えるようなコピーです。
例えば、埼玉県の春日部駅で有名になったクレヨンしんちゃんのキャッチコピー。
春日部駅のしんちゃんのポスターむっちゃ泣きそうになった。 pic.twitter.com/CqBRGHTvxk
— みぃ (@mochifuwa05) August 26, 2019
「かあちゃんの夏休みはいつなんだろう。」という内容は、忙しすぎる母親の心に響くコピーですよね。
その他にも、
- そうだ、京都行こう(JR東海)
- 「100人乗っても大丈夫!」(イナバ物置)
- 「Inspire The Next」(HITACHI)
- 「インテル、入ってる」(intel)
- 「ココロも満タンにコスモ石油」(コスモ石油)
- 「一瞬も一生も美しく」(資生堂)
おそらく一度は聞いたことがあると思います。
このようなテレビCMや新聞、電車の中の広告や映画のキャッチコピーが「イメージコピー」にあたります。
従来の多くの人が認知しているのがこの、「イメージコピー」です。
ですが、コピーもインターネットの普及によって新しいあり方が生まれます。
それが「レスポンスコピー」です。
そしてこのレスポンスコピーが今主流となっているコピーです。
レスポンスコピーとは?
レスポンスコピーとは、イメージコピーのような抽象度の高いコピーではなく、具体的な行動を促すコピーです。
例えば、
このようなコピーよく見かけますよね。
他には、
定期的にビールでも無料プレゼントキャンペーンをよく実施してますよね。
このように、「応募してください!」「アンケートに答えてください」など、具体的な行動を促すのがレスポンスコピーなのです。
先ほどご紹介した、イメージコピーに比べると、レスポンスコピーは長いですし、決してオシャレなものではありません。
ですが、具体的な行動を明記することにより、売上を大きく伸ばすことが可能になります。



個人や中小企業ビジネスが売上を伸ばすならレスポンスコピー一択です。
セールスコピーライティングは3人の出会いによって生まれた
セールスコピーライティングが誕生したのは、今から100年以上前です。
1904年当時、アメリカ最大の広告代理店オーナー「アルバート・ラスカー」と、コピーライター「ジョン・E・ケネディ」、「クロードホプキンス」の3人が「広告とは何か?」を考え始めたことがキッカケで「セールスコピーライティング」の研究がスタートしました。
広告とは「セールスマンシップインプリント(Salesmanship in print)」、つまり、「広告とは印刷されたセールスマンである」という結論に3人は至りました。
結果、セールスコピーライティングを導入した企業はドンドン莫大な利益を得て、大成功を収めていったのです。
それ以来、セールスコピーライティングは今なお研究され続けています。
その中でも莫大な利益を上げた、世界的有名なコピーの事例をご紹介します。
ピアノのコピー
「私がピアノに座ると、彼らは笑った。でも、私が演奏しはじめるとー」から始まるこのコピーは「ピアノコピー」と呼ばれています。
セールスコピーライティング業界では一番有名なコピーであり、いろんな広告やセールスレター応用されています。
ちなみにこのコピーの内容は音楽の通信学校へのお申込みです。



多くの人がそう思っていました。
しかし、そんな大衆の認識をくつがえし、音楽の通信学校にも関わらず莫大な利益を上げたコピーなのです。
しかも、このコピーの凄いところはキャッチコピーだけではありません。
セールスレター全文の構成が非常に優れていて、現代でもマネされるほど秀逸だということです。



ちなみに、ピアノコピーを作ったコピーライター「ジョン・ケープルズ」はピアノのコピーをマネして、
「私がウェイターにフランス語で話しかけられると、みんなニヤニヤしていた。でも、返事をすると、今度はあっけにとられたのだ。」というフランス語の通信講座のコピーを作ったのですが、これも大ヒット。
「マネすればヒットする」という意味でいろんな広告で使われているのです。
今もいろんなところでちょくちょくピアノのコピーをモデリングしている販売ページを見かけます。
ぜひ興味があれば探してみてください。
セールスコピーライティングの本質は「顧客理解」にあり
セールスコピーライティングはテクニックさえあれば書けるというわけではありません。
確かに一定のテクニックは必要ですが、それ以上に大切なのは「顧客理解」です。
具体的に言えば、
- 誰に?
- 何を?
- どのように?
伝えたいのか。
この3つの要素が明確になってはじめて顧客に響くコピーができるのです。
ちなみに、このような顧客情報を事前に調べることを「リサーチ」と呼ばれます。



リサーチについてはコチラの記事に具体的に解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
売れるセールスコピーを書くには、テクニックやノウハウより、相手が誰でどんな悩みがあるのかを調べることが大事なのですね。
セールスコピーライティングのスキルを学ぶべき3つの理由
セールスコピーライティングを学ぶメリットは3つあります。
- スキル1つで集客も売上もアップする
- あらゆる業種に対応できる
- 自分が動かなくても売上が上がる
1.スキル1つで集客も売上もアップする
セールスコピーライティングのスキルがあれば、集客ができ、売上がアップします。
例えば、SNSからメルマガ登録を誘導するのもセールスコピーライティングが必要です。
また、募集したメルマガからセミナーや商品などを販売するときも、セールスコピーライティングが優れていれば売上が伸びます。
セールスコピー1つで集客も売上もアップする、優れたスキルなのです。
2.あらゆる業種に対応できる
セールスコピーライティングのスキルはあらゆる業種に対応できます。
例えば、僕は物販やアパレル系、スイーツ販売、BBQイベントから、オンラインスクールや投資などのオンラインまで幅広いジャンルを経験しています。
さらにはDM、チラシなど紙媒体でもセールスコピーライティングのスキルを応用することができます。
ですが、魅力をしっかり伝えるという意味では、どのジャンルでも応用可能なのです。
また飲食店や実店舗にもセールスコピーのスキルは活用できるので、いろんな業種での売上アップを狙うことができます。
3.自分が動かなくても売上が上がる
販売ページをWeb上公開しておけば、訪れた人がドンドン商品を購入していく流れを作ることができます。
そうなると、自分が動かなくても売上が上がる仕組みを作ることができます。
万が一のケガや病気などで動けなくなったとしても、売上が上がるのは非常に心強いですよ。
セールスコピーライティングは今後ますます必要になる
ビジネスにおいて、集客や売上アップにつながるライティングスキルはますます必要性が高くなります。
というのも、オンライン化が加速しているので、Web広告やブログ、SNSなど、ますますセールスコピーライティングが活躍する機会が多くなっているからです。
最近は、動画や音声を用いた情報発信も増えてはいますが、最終的にはやはり文章なんですよね。
例えば、Youtubeも見てもらうためのタイトルや、短くコンテンツの魅力が伝わる説明文だったり、コピーの力は必要です。
これからもセールスコピーライティングの必要性はドンドン増していきます。
今のうちに学んでおきましょう^^
まとめ
セールスコピーライティングとは、言葉で読者を行動させるスキルです。
特にスモールビジネスにおいて実践するべきは、イメージコピーのような感覚に訴えるようなコピーではなく、論理によって計画的に読者に行動を促す「レスポンスコピー」を作っていくことが大切です。



あなたのビジネスは言葉一つで大きく変わります。
ぜひ一緒に学んでいきましょう!

丸田

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