どうも、丸田です。
今回は大ヒットしたゲーム「ファイナルファンタジー7リメイク」のプロモーション考察です。
Webセールスのヒントにもなるので、ぜひご参考ください^^
2020年に「ファイナルファンタジー7リメイク」が発売され、世界中が歓喜に湧きました。
※通称「FF7R」

実はこの「ファイナルファンタジー7 リメイク」のプロモーションに、売れるWebセールスのヒントが詰まっています。
ちなみに、「ファイナルファンタジー7 リメイク」の売上累計は1280万本。
昔と違い、ゲームが売れにくい現代において大ヒットと言えるでしょう。
失望から歓喜へ。このV字回復こそ成功の鉄則
Webセールスにおいて大切なこと、それは「事前の期待値をコントロールする」ことです。
つまり、発売前からお客さんが「欲しい!」と感じている状況を作ることです。
今回のファイナルファンタジー7リメイクのプロモーションはこの期待値のコントロールが非常に上手だったと考えています。
どれだけリメイク発表の反響が凄かったのか?
僕が語るよりこの動画が全てを語ってくれています。
ぜひ見てみてください↓
動画内容をカンタンに要約すると、2014年のFF7リメイクの発表は世界中から失望されてしまいます。
なぜなら、プレステーション時代の映像をそのままプレステーション4に流用しただけだったからです。
つまり、傍から見れば手抜きとしか思えないのです。
そもそも、
「ファイナルファンタジー7」は1997年にプレステーション用ソフトとして発売され、最も世界で愛された作品の1つでした。
物語は面白いのですが、ただ唯一の欠点はグラフィックがイマイチだったことです。



しかし、技術が発達し、プレイステーション4ではグラフィックがとても綺麗になりました。
ですので、2014年のリメイク発表では、多くの人が「キレイなグラフィックでファイナルファンタジー7がプレイできる!」
と期待したわけです。
ですが、その期待を裏切ったのが2014年のプレゼン。
昔のグラフィックと変わらない画面でプレステーション4でプレイすることは誰も望んではいませんでした。
結果、世界中の人が「これはねーわ」と失望しました。
しかし、それから1年後、2015年のリメイク発表で一転。
グラフィックが想像以上に進化し、世界中のユーザーが歓喜、歓喜、大歓喜。
「これでもか!」ってぐらいに大喜びしました。
「販売まで待ちきれない!」と絶叫するユーザー。
中には、リメイクの公式発表に涙する人まで現れ、プロモーションは大成功。
というのが動画の流れです。
結果的に、大きな売上に繋がったわけですが、ここで考えたいのは、なぜプロモーションがうまくいったのか?
確かにファイナルファンタジー7は知名度はもともとありました。
ですが、もっと注目すべきは冒頭でも伝えましたが、販売前の期待値をどれだけコントロールできるか?
ということです。
これは我々の個人ビジネスでも非常に重要になってきます。
今回のゲームなら、ユーザーの感情はマイナスからプラスへと一気にV字回復しています。
なので、
この感情の振れ幅が大きいからこそ、大興奮したり、涙を流す人々が現れたわけですね。
もちろん、我々が簡単にマネできるわけではありませんが、「期待値のコントロール」は僕らにとっても非常に大事な概念になります。
つまり、商品を販売する前から、
「欲しい!早く売って!」と思わせられるかどうか、これが非常に重要なのです。
感動を全力で伝えよう!
では、その期待値を高めるにはどうすれば良いのか?
商品やサービスを通して得らえるワクワクや感動を全力で伝える
これがとても大事です。
今回のファイナルファンタジー7リメイクは、プロモーション映像を通して、
「あの感動が蘇ってくる!」
「こんなキレイなグラフィックならあのシーンはどう映るんだろう!?」
など、見ている人がそれぞれにビジョンを描いて感動しているわけです。
この感動を伝えることは、一朝一夕で身につくものではありませんが、常に自分のサービスが人にどんな価値を与えられるか?
を考え続けることが大事になってきますね。
具体的な内容はコチラの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください^^
【3つのステップでもう迷わない!】ベネフィットの見つけ方を徹底解説!
というわけで、今回は大ヒットしたゲームのプロモーション考察の話でした。
売れている商品が「なぜ売れているのだろう?」と考えることは、セールスのヒントや新しい視点が見つけられて楽しいですね^^
PS.意図的に失望させた
もしかしたら、「今回のプロモーションのヒットは偶然では?」と思う人もいるかもしれません。
まぁ正直言うと、この結果が完全に偶然である可能性も普通にあり得ます。
ですが、個人的な考察としては、
もし仮に2014年の段階で、高グラフィックで作品が完成してない状態で、批判されたとしましょう。
そこから急ピッチでグラフィックを向上させて世界観やゲームシステムをさらに構築させたのだとしても、これだけの性能アップをたった1年で完成させるのはさすがに難しいのでは?と思います。
ですので、あくまで考察ではありますが、世界中からの批判から喜びまでの流れは販売元であるスクエニさんの計算されたプロモーションである可能性が高いんじゃないかなと感じています。
PPS.個人ビジネスは失望させるのはNGなので注意です!
今回のゲームは期待値をマイナスからプラスへとV字回復させてますが、あくまで世界的有名な企業のブランドがあるからこそできる手法です。
我々のような個人ビジネスの場合は、失望された時点で離脱されてしまいます。
ぜーんぶがマネできるわけではありませんので注意です。
PPPS.
ちなみに、今回のような海外の人々の反応のYoutube動画けっこう観ます笑
だって、
ゲーム1つでここまで喜んでいる人の姿って
観てる僕も嬉しくなりますもん笑
ちなみに、今回のような海外の反応はYoutube検索で「海外の反応」と調べるとたくさん出てきます。
ゲームだけじゃなく、アニメなどもあるので、「人は何に対して感動しているのか?」をリサーチするマーケティング的な意味でも役立つんじゃないかなーと思っております^^

丸田

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