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どうも、マルタです!
FF15 始動
ということで遂に11月29日に「ファイナルファンタジー15」が発売されましたね!!
「FF15 始動」
ん~、実にいい響きですねぇ!
あえて「!」など感嘆符をつけないあたり、クールさとカッコよさへの最上級のこだわりを感じますねぇ。
僕自身はまだ買ってないですが、このFF15に関しては僕なりに思うことがあったのでつらつらと書いていきます。
熱い!熱すぎるぜ!!ファイナルファンタジー15!!
いやぁ!ファイナルファンタジー15は熱かった!!
というのも、過去例を見ないぐらいにドでかいプロモーションとそこからほとばしる製作者の情熱を感じました。
正直、これだけでもかなりお腹いっぱいなんじゃないかなとすら感じます(笑)
もともとはPS3専用ソフト「ファイナルファンタジーVersus(ヴェルサス)13」として発売される予定だったのですが、それが今回PS4専用ソフト「ファイナル・ファンタジー15」として発売されています。
「ファイナルファンタジーVersus13」の発表があったのが2006年です。
それから開発と改良をひたすら続けて、10年の時を経てようやく!「ファイナルファンタジー15」としてリリースされたというわけです。
しかも、2016年の9月30日に発売と言いながら、更に延期され、やっと11月29日に発売に至るというわけです。
おそらくファンの人たちは今か今か!とキリンより首を長くして待ちわびていたことでしょう。
CMもかなり気合い入っていました。
今ではもう見れないようですが、
FF15のCMでは過去のFFシリーズを振り返ってのFFが辿ってきた道や歴史、進化が垣間見えて感動できます。
FF7「ここから、新しいゲームの時代が始まった。」
↓
FF8「ゲームのキャラが、生きていることを知った。」
↓
FF9「僕たちはもう一度、ファンタジーの世界に包まれた。」
↓
FF10「僕たちは、本気でゲームに恋をした。」
↓
FF11「僕たちは初めて、仲間と繋がった」
↓
FF12「そこには、どこまでも広がる世界があった」
↓
FF13「そこには、現実を超えた世界があった」
↓
FF14「僕たちは、一緒に世界を創った。」
↓
「ファイナルファンタジーを、超えろ。」
↓
「FF15が来る。」
とCMは流れていきます(今はもう見れないのが非常に残念・・・(´д⊂)‥グスッ)
さらに追い打ちをかけるかのようにファイナルファンタジー15のストーリーへの懸け橋となる映画「キングスレイブ」までスクエニさんは作ってしまいます。
「KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV公式サイト」
こんなドでかいプロモーションって他にないですよね。
FF10のときは予約すれば抽選で「FF10特性バンダナ」が当たりますというキャンペーンは確かにありましたが、それでもおそらくFF15が一番広告費やキャンペーンにお金をかけているはずです。
これだけでも、すでに相当プロモーションとしては熱が入っているにも関わらず、体験版をリリースしたりとかなり充実しております。
いやぁ、熱い!熱すぎるぜ!!ファイナルファンタジー15!!
ここまでプロモーションを盛大にした理由とは?
ファイナルファンタジー15が今回ここまでプロモーションを盛大に行った理由とは何なのか?
おそらく、「そこまでしないと商品が売れない時代だから」なのでしょう。
実際に、ファイナルファンタジーの売上はどうなっていたかというと、
- FF1(52万本)
- FF2(76万本)
- FF3(140万本)
- FF4(144万本)
- FF5(245万本)
- FF6(255万本)
- FF7(328万本)
- FF8(369万本)
- FF9(282万本)
- FF10(250万本)
- FF10-2(200万本)
- FF11(16万本)
- FF12(232万本)
- FF13(193万本)
- FF13-2(86.1万本)
- FF13-LR(28.1万本)
- FF14(145万本)
※リメイク、海外売上を含まない。コチラのサイトを参考にさせて頂いております
「【FF売上まとめ】ファイナルファンタジーシリーズ歴代売上ランキング~上位作品が…意外!?ファイナルファンタジーシリーズ歴代売上」
FF10以降から徐々に売上が落ちていっているかなぁといった感じでしょうか。
発売までに10年をかけたわけですが、
信念とプライド、そして会社の存亡を背負って、今回盛大なプロモーションを仕掛けたということでしょう。
そしてその結果、売上は・・・、
発売初日に全世界で500万売上 FF史上最速
株式会社スクウェア・エニックス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:松田 洋祐、以下スクウェア・エニックス)は、2016年11月29日(火)に全世界同時発売したゲームソフト「ファイナルファンタジーXV」(対応機種:PlayStation®4/Xbox One)の販売本数*1が、発売初日で500万本を突破したことをお知らせいたします。これは歴代の「ファイナルファンタジー」シリーズの中でも最速の記録です。
■シリーズ初の世界同時発売、世界各国でダウンロード販売が特に好調
「ファイナルファンタジーXV」は、シリーズの特徴である圧倒的な世界観とグラフィックに加え、高い自由度と臨場感を味わうことができるオープンワールドの採用、アクション性の高い爽快なバトルシステムの導入などが、多くのお客様から好評を博しています。
本作は、シリーズとして初めて全世界同時発売を実現しました。日本では、発売初日のダウンロード販売本数の最多記録*2を達成、また、日本を除くアジア地域でも、発売初日のパッケージ出荷とダウンロード販売の合計本数の最多記録*2を達成するなど、各地域でパッケージ・ダウンロードとも販売を順調に伸ばしております。
今後も追加ダウンロードコンテンツの提供や関連作品の展開など、さらに広く深く「ファイナルファンタジーXV」をお客様にお楽しみただける取り組みを継続してまいります。
*1:パッケージ初回出荷本数とダウンロード販売数の合計
*2:当社比による引用元:SQUARE ENIX
これは凄いですね。
情熱をかけて思いっきりプロモーションを仕掛けて、結果的に大成功を納めた、まさに「その時歴史は動いた」レベルですよ。
発売前のプロモーション段階からすでに「これは熱いぞ!!」と思っていたのですが、結果的に大成功を収めて大興奮しています。
FFにはまた1つ学ばせていただきました。
爆発的な売上に繋がった理由をおこがましくも分析してみた
まぁ正直、スクエニのマーケティング分析なんておこがましいですし?
結果が出た後からならなんとでも言えるのでどうしようかなぁとパソコンの前で数日モジモジしていた僕ですが(笑)
ずっと前に書いた記事で
きっとバカ売れするだろうな~と思います。
ーマルタ 「ついウルッとくる・・・。 最新作ファイナルファンタジー15のCMは素晴らしすぎる!!」のパートにてー
とちゃんとバカ売れすることを予言していたので(笑)
「胸を張って書けるぜーーー!」と小躍りしながらマーケティング分析とやらをやってみようと思います。
※都合の良いように記事のリライトなどは一切行っていません。ホントです。
「ツッコミどころ満載!?」販売前の評判がSNSで広がった
おそらく今回のFF15って色々とツッコまれた背景があります。
- 主人公とその仲間たちがみんな男!?
- RPGにふさわしくないような正装、もはやホスト?
- ホモなの?
- 映像が綺麗すぎてもはや映画
一方、
- イケメン!!
- 世界観が広い!自由過ぎるんじゃないか!
- アクションがカッコよい!
みたいにSNSでもいろいろな意見がありましたね。
ネットでみてもやはり発売されるまでにこのようなコメントが飛び交っていました。
中には「主人公が漫画NARUTOのサスケに似ているw」といった声までありましたからね(笑)
でも、良くも悪くもこのようにツッコミを入れる人がバンバン現れてくれることってスクエニ側にとってはありがたいことですよね。
だって、SNSでガンガン話題にしてくれることで、それが宣伝効果に繋がるのですから。
実際に、大ヒットを起こしたドラマ「逃げ恥」やPPAPなんかも、SNSによる拡散がヒットにつながっています。
なので話題に上がるということはある意味ヒットの予感がするというわけです。
もちろん、100人中100人が違和感を持つようなモノはダメですが、
意見が分かれるものであれば、間違いなく人の興味をそそるという意味でも良質なコンテンツなのは間違いないでしょう。
ファイナルファンタジー15もそういう意図があって、あえて人がツッコみたくなるような違和感を作り出したと考えられます。
映像美や世界観など、もはや海外を視野に入れた作品
PS3辺りから急激にグラフィックが向上しましたね。
この時からすでに
「綺麗すぎてもはやゲームじゃない」
「RPGは昔のドット絵みたいな感じが良かった」
など、ユーザーの昔を懐かしむ声がありました。
しかし、スクエニ側はそういった日本人のニーズをバッサリ切り捨てごめんと一言、
それ以降から既にゲームのマーケットを日本ではなく世界へ移していたと考えられます。
まぁグローバル化が当たり前の時代においてはゲームも海外ウケを狙うほうが良いですからね。
ドラクエのような古来のRPG要素でもあるターン制も見なくなり、比較的自由度の高い戦闘シーンが流行っています。
これは明らかに海外層にターゲットを狙ったと言えるでしょう。
あとはオープンフィールドと呼ばれる無限に広がる世界観も日本ウケは悪いですが、海外ウケは抜群に良いです。
大企業の海外進出というものはどこもやっているので、スクエニが海外進出を目指すのは珍しいことでもなんでもなく、また売上をさらに上げるためには日本のマーケットはもう相手にしてられないといった時代的変化もうなずける話です。
やっぱ外国人のこういった喜び100%の表情を見ると海外向けに作りたくなる気持ちも分かります。
なによりも製作者と世のプレイヤーとの距離が近いがために情熱がひしひし伝わる!
CMに映画製作に、かなりの力の入れぐらいが感じられる作品ですが、それ以上にプレイヤーに楽しんでもらいたいという情熱が伝わってきます。
発売日前の前夜祭とか特に面白いですよw
このような「社長との対決イベント」なんてサプライズを企てるあたり、開発者の「愛」を感じざるを得ないですね。
こんなインパクトのある企画を打ち出せば、そりゃ~買いたくなるわけですね^^
ということで、まとめ
盛大なプロモーションの理由として、「そこまでしないと商品が売れない時代だから」と冒頭で説明しました。
そしてそれを解決した答えは何か?
「人」と「情熱」です。
特に今の時代は「本質」が求められる時代です。
その本質というのは、足し算ではなく引き算ではじめて見えてくるものでもあります。
ありとあらゆる情報が足しに足され、便利さや機能性が追求された結果、
差別化が図れなくなり商品が売れなくなったわけですよね。
機能性や利便性など、さらなる足し算を行う企業とは一線を引き、
差別化を図るために方向性を引き算へとシフトさせ、
「人は何を求めているのか?」という原点に返ったのでしょう。
そして得た解というのが「人」と「情熱」というわけです。
実際に、僕自身がFF15のプロモーションにかなりの情熱を感じたのもそれが1つでありますし、You TubeでFF15製作者のインタビューでスクエアエニックスがどのような思いでコンテンツを作成しているのか、血の通った情熱や想いを知ることができました。
今回のファイナルファンタジー15の発表から延期、CMや映画製作などのプロモーションから発売前夜祭、そして発売までの一連の流れは見事と言わざるを得ないでしょう。
ということで、FF15よ!アンタ熱すぎるぜ!!
PS.
作品中にでてくる召喚獣に費やしたデータ容量と、おにぎりに費やしたデータ容量が同じだと知ってめっちゃ吹きましたw
どれだけおにぎりのグラフィックにこだわって
【注目!】コピーライティングで稼ぎたいなら・・・
もし今コピーライティングの教材を探しているのであればちょっと待ってください!
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