セールスレターにおいて重要な商品説明。
魅力的な商品説明ができるだけで、売上はケタ違いに伸びていきます。
そこでこの記事では、コピーライティングにおける「ブレット(ボレット)」のメリットや書き方について解説します。
ぜひ書き方をマスターして売上を伸ばしていきましょう!
ブレット(ボレット)とは?
ブレットとは、商品の特徴やサービス詳細を細かく説明したコピーのことです。
※ボレットとも言います。
例えば以下のコピー▼
おそらくセールスレターで1度は見たことがあるのではないでしょうか。
商品の詳細を読んだ読者が「お!欲しい!」と感じてもらうことがブレットの狙いです。
ちなみに、ブレットは「ブレット(弾丸)」という意味から由来しており、複数のコピー(弾丸)を打ち出して、どれか一つが読者の心に命中すれば成約が上がるという意味でもあります。
なので、商品メリットは複数打ち出すことと効果的です。
とはいえ多すぎは逆効果です。
メリットがズラーっと長すぎると、かえってウンザリしますよね汗
なので、ブレットは多くても3〜7つぐらいが適切です。
ブレットが重要な理由
ブレットが重要な理由は、商品の魅力を最大に伝える役割があるからです。
人は商品を購入する際には、「商品のもたらすメリット→価格→商品内容」の順番で確認します。
つまり、「メリットを叶えてくれるための商品として相応しいか?」を相手に理解してもらえないと商品は購入されないのです。
ですので、商品説明をないがしろにしてはいけないのです。
エステサロンを例にした場合のNGケース。
- フェイスマッサージ60分コース
- リンパマッサージ45分コース
- 背中マッサージ60分コース
逆に良いケースは以下の通りです。
- むくみをほぐして小顔になれる!フェイスマッサージ60分
- 代謝をよくするリンパマッサージ45分
- 肩こりを解消!背中マッサージ60分コース
いかがでしょうか?
少しコピーを追加しただけで、とても魅力的なサービスだと感じませんか?
ブレットの書き方3ステップ
では具体的なブレットの書き方3ステップをご紹介します。
- 商品の良さをたくさんの数を書き出す
- 漏れなくダブりのない内容を選び出す
- 選び出したコピーを修正する
1.商品の良さをたくさんの数を書き出す
最初に、商品の良さや特徴をとにかく数書き出しましょう。
ここで書き出したコピーが、これからレターに書いていくブレット候補になります。
コツは自分が「もうムリ出せない~!」というぐらいに書き出すことです。
根性論に聞こえるかもしれませんが、普段考えている思考の限界を超えていくと、思いもよらなかった商品メリットが見つかることが結構あるんですよね。

とにかく書いて書いて書きまくる!!
とにかく無心で大量に書き出す。
目安は30コピーほど。
被ってもOK!
これこそが魅力的なブレットを書き出すための大切な第一ステップとなります。



2.ダブりを減らして数を絞る
数出したら、次はその中から内容のダブりのないコピーを選び出して、候補の数を減らしていきます。
そして、この段階で30→10個ほどにコピーの数を絞っていきます。



例えば、
- コピーライティングの詳しい書き方が分かる
- 文章の書き方をステップバイステップで解説!
この2つは意味合いがとても似ていますよね。
このような、似ているコピーは「文章の書き方をステップバイステップで解説!」を採用して、「コピーライティングの詳しい書き方が分かる」を消していきます。



ブレットコピーの内容にダブりがなければないほどに、スムーズに読み進められ、また商品内容をいろんな角度からアピールできるようになります。
3.選び出したコピーを修正する
最後は、選び出したブレットをさらに、3〜7つに絞って修正したらブレットの完成です。
読者が思わずスクロールする指を止めてしまうぐらいの魅力を打ち出していきましょう。
魅力的なブレットにするためには、
- ブレット内に数字を取り入れる
- 興味を惹きつける表現を入れる
- 簡易さの要素を取り入れる
この3つのチェックをすると良いですよ。
ちなみに魅力的なコピーの書き方はヘッダーコピーの書き方を解説した記事がかなり参考になります。
気になるなら、ぜひ下のリンク記事もご覧ください。
【コピーライティング講座】ヘッダーコピーの作成に意識したい4つの要素
ブレットをより効率的に書き出すために…
ブレットを毎回ブレインダンプして書き出すのって少しきついですよね?



あるんです!
それは、ブレットのスワイプファイルを作成することです。
スワイプファイルとは、自分が「これいいな♪」と思ったコピーをメモして必要な時に活用するファイルのことです。
例えば、街角で見かけた広告コピーや、ネットにある募集ページのコピーをどんどんメモしていきます。
そうすることで、ブレットを書くときの材料となり重宝しますよ^^
ちなみに、僕はコピーに悩んだら本屋によく行きます。
特に書籍に目次なんてキャッチコピーの宝庫ですよ。
詳細は下に参考記事を載せておりますので、参考にしてみてください。
スワイプファイルを用意しておくと、ブレットをスラスラ効率的に書けるようになります。
商品の詳細を魅力的に伝える!ブレットの書き方徹底解説のまとめ
ブレットは商品購入を左右するほど、大切なコピーとなります。
中には、ブレットだけ見て商品を買う人もいますからね。
今回の内容でぜひ魅力的なブレットの書き方をマスターしましょう!
特にセールスレターではヘッダーコピーやボディコピーに力を入れるあまり、細かなブレットでは作り込めないライターさんが多いです。
だからこそ、ブレットまでキッチリ書けるとそれだけで周囲のライターと差をつけることができますよ。