どうも、丸田です。

そんなお悩みはありませんか?
キャッチコピーは商品成約率や売上を左右するほど重要です。
しかし、どれだけキャッチコピーを書いてもお申し込みや売上に繋がらない!という声も多く頂きます。
では、どうすれば良いのか?
僕はこれまで100以上のセールスレターの制作や添削を行ってきましたが、実は反応のないキャッチコピーには4つの共通点があります。
というわけで、今回は「これだけはやるな!」というダメなキャッチコピー4つの特徴を解説します。
この記事を反面教師にして、最高のキャッチコピーを作りましょう!
ダメなキャッチコピー4つのNG
ダメなキャッチコピー4つのNGは以下のとおりです。
- 抽象度が高い
- 大企業やテレビCMのイメージコピーを真似している
- わかりづらい言葉を使っている
- お客様へのメリットがない
1つずつ解説していきます。
抽象度が高い
この世の中、抽象度が高いキャッチコピーほど反応率を落とすものはありません。
反応率の低いキャッチコピーの8割は、抽象度の高さが原因です。
抽象度が高いと、メッセージがふわふわして読者の心に響かないんですよね。
例えば、以下の例。
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これだと抽象的でボヤッとしているんですよね。
他にも同じような打ち出し方をしている人は沢山いるので、そもそも「あなたを選ぶ」必要性が読者にはないのです。
では、より具体的にコピーを絞るならどうなるか?
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数字や具体的な表現を活用することによって、より読者に響きやすいコピーになりましたよね。
少しいかがわしいので笑、別の事例をご紹介します。
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これも悪くはないですが、コピーとしてはイマイチですよね。
せっかく格安で排水溝をキレイにできる優れたコンテンツがあるのですから、もう少し具体的に尖らせていきましょう。
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いかがでしょうか?
ちなみに、唐人町は福岡市の僕の住んでいる町名ですが、出張サービスなら住まいやエリアを絞っても非常に効果的です。
キャッチコピーはとにかく具体的にしていくことが重要なのです。



キャッチコピーに関しては、こちらの記事も参考になります。
【コピーライティング講座】ヘッダーコピーの作成に意識したい4つの要素
大企業のようなイメージコピーを使ってしまっている
キャッチコピーと聞くと、どうしても大企業やテレビCMで見るようなコピーを思い浮かべてしまいますよね。
例えば、
- 一瞬も一生も美しく(資生堂)
- 生きろ(もののけ姫)
- お口の恋人(ロッテ)
- 地図に残る仕事(大成建設)
- カラダにピース(カルピス)
- お、ねだん以上。ニトリ(ニトリ)
- START YOUR IMPOSSIBLE(TOYOTA)
- NO MUSIC NO LIFE(タワーレコード)
こういったキャッチコピーは、非常に響きが良くてカッコいいですよね。
ですので、ついマネしたくなる気持ちはよくわかります。
ですが、これは僕ら小規模ビジネスではマネしてはいけません。
なぜなら、大企業やテレビCMのキャッチコピーは、企業のイメージを作るためのコピーであり、直接的に売上に直結するとは限りません。
そして何よりこのようなコピーは誰もが知る有名企業だから、みんな振り向いて関心してくれるのです。
無名で規模の小さいビジネスが打ち出しても、「よくわからん・・・」で一蹴されてしまいます。
なので、大企業やテレビCMの短くポエム的なコピーは僕らの打ち出すべきコピーとは目的も戦略も違うのです。
マネをしてはいけません。
僕らが作らなければならないキャッチコピーは、売上を伸ばすコピーであることを意識しましょう。
わかりづらい単語を使っている



そんなノリでなんとなく響きが良い、という理由でコピーの言葉を選んでいませんか?
もしそうなら注意です!
特に感覚的に言葉を選んでいる人は、横文字や知識のある人しか理解できない専門用語、略称言葉を使ってしまっています。
例えば、「セールスコピーライティング」という言葉も知らない人は本当に知らないです。
特に実店舗を構えたビジネス業界には、ほぼ知られていない専門用語だったりします。
ですので、そういう人に向けて、「セールスコピーライティングで売上伸ばしませんか?」とコピーを打ち出しても全く魅力が伝わらないんですよね。
他にも、略称言葉には注意です。
- アフィリエイト→アフィリ
- スーパーチャット→スパチャ
- インスタグラム→インスタ
- スタンドFM→スタエフ
- メールマガジン→メルマガ
など、伝わらない可能性のある言葉は、なるべく使わないほうが良いです。



メリットがない
読み手にメリットがなければそもそも売れません。
よくあるのが、商品の特徴しかアピールできていないコピーです。
例えば、出張買取業者のキャッチコピーを考えてみましょう。
あなたのご自宅にお伺いして、服や家具、ゲーム機など、いらなくなったものを買い取ります!
よくある出張買取業者のコピーですが、これだと「出張買取そのものの役割」をアピールしているだけに過ぎません。
これをもっとお客様のメリットになるように改善してみましょう。
- あなたのご自宅の不用品をお金に変えませんか?
- 不用品をどこより高値で買い取ります!
- スマホで楽チン♪最短5分で不用品を買い取ります!
読者に「自分にメリットがあるじゃん♪」と感じてもらえるメリットを打ち出すことが大事なのです。
まとめ
今回の内容をまとめると、以下のとおりです。
- 抽象度が高い
- 大企業やテレビCMのイメージコピーを真似している
- わかりづらい言葉を使っている
- お客様へのメリットがない
この4つのポイントを改善するだけでも、売上や反応率は大きく変わるはずです。
商品販売ページからアクセスやお申し込み、売上が伸びないと感じたら、まずは冒頭のキャッチコピーを見直してみましょう。
PS.もしキャッチコピーに悩んだら・・・?
どうしても、キャッチコピーが作れない・・・。
そんな状況もあると思います。
ぼくもよくあります。
そんな時にオススメしたいのは、本屋に行くことです。
本屋の書籍タイトルは、売るために作られているのでめちゃくちゃ参考になりますよ。
こちらの記事でも詳しく解説しているので、キャッチコピー作りに苦戦しているならぜひ参考にしてみてください。
PPS.キャッチコピーをわずか30秒で作ってくれるツールもあるよ
どうしても無理!というときは、キャッチコピーを瞬時に生み出すツールもあります。
それが「コピーメカ」というウェブサイトです。
実用的かどうかはわかりませんが笑、何かしらヒントにはなると思います。
ぜひアイデアに詰まった時はツールも活用してみてください。
コピーメカの使い方や詳細はこちらの記事にもあります。
キャッチコピーが思いつかない!と悩んでいるライターがわずか30秒で秀逸なコピーを生み出す方法とは?