どうも、丸田です。

そんなお悩みありませんか?
現在はオンライン化が進み、オンラインセミナーやコーチング・コンサルティングなどの無形商品の売買が当たり前となっています。
ですから、多くの個人事業主や法人の方から「無形商品の売り方がわからない」と相談をいただくのですが、その中で「それは勘違いですよ!」と感じることがあります。
この勘違いを直さないと、本来売れるはずのサービスが売れないという状況になるので、ぜひチェックしてください。
無形商品を作るうえで3つの勘違い
無形商品を作るうえで、多くの人がやってしまう3つの勘違いは以下の通りです。
- 資格を取れば商品は売れる
- いろんなサービスや特典を盛り込めば商品は売れる
- とりあえずすでに売れている商品をマネすれば売れる
「自分にも当てはまるな」と感じたら要注意です!
詳しく解説していきます。
1.資格を取れば商品は売れる
残念ながら、資格と取ったからと言って無形商品が売れるとは限りません。
なぜなら、資格はあくまで商品の品質を担保する証明の1つに過ぎないからです。
こちらに関連記事を載せておきますので、気になるならぜひご覧ください
【関連記事】商品販売に実績は不要!ただし正当性は明確にしよう
僕はよく起業の相談をいただきますが、自分のサービスを作る為に、ファイナルシャルプランナーや簿記などの資格を取ろうとする人が多いです。
資格はあるに越したことはないかもしれませんが、必要ではありません。
もともと資格があるなら別ですが、商品を作るために資格を取るのは遠回りなので、やめた方がいいです。



無形商品を作るのに、例外を除いで資格は不要です。
2.いろんなサービスや特典を盛り込めば商品は売れる



と考えていませんか?
大丈夫!僕も以前はそう思っていました(^^;)
しかし、残念ながらサービスや特典をモリモリ追加しても売れる商品でできません。
ヘタするとサービスが多すぎて、逆に売れなくなるケースもあります。
なぜなら、いろんな特典を取り入れることで強みのない平凡のサービスに成り下がるからです。
結果的に、売れにくくなってしまいます。
ちなみに、僕の場合は過去ライティングの商品を作ろうとしていました。



文章の書き方もやらなきゃだよな!
そうなってくると、そもそも接続詞とかセールスライティングのノウハウも必要なんじゃないか..!?
なんて考えて出来上がったのは、
「ブログ・メルマガ・セールスレターで使えるコピーライティング講座」
という、ありきたり過ぎる商品が出来ました。
当時は、「これはオールマイティな商品ができた!」と思っていましたが、売上はイマイチでした。
ですから、いろんなサービスを商品に盛り込むのはやめましょう。
むしろ、「3ヵ月で完全マスター!【全集中】メルマガライティング徹底講座」
みたいに、特化したサービスのほうが商品は売れます。
サービスは増やすのではなく、逆に減らしていき、一点特化させることが大事なのです。
高額サービスの販売はこちらの記事も参考にしてください。
30万円以上の高額無形商品を売るための2つのコツ【マインドセットとテクニック徹底解説】
3.とりあえず既に売れている商品をマネすれば売れる
よく「既に売れている商品・サービスをマネせよ!」と言われますよね。
確かに、すでに売れているサービスをマネする戦略は間違ってはいません。
ですが、必ず何か一つ切り口の変化は必要です。
例えば、
- AmazonのECサイトを農業に取り入れる
- 子供向けにヒットした商品の類似商品を大人向けに販売する
- メルマガのステップメールの仕組みをLINEに応用する
など、業種を変えたり、売る顧客を変えたりなど、切り口を変えることが重要です。
逆に、ヒットした商品のサービスコンセプトも同じ、顧客も同じ、内容も同じという、全てにおいて下位互換のサービスならば100%売れません。



これは僕も過去失敗した経験があります。
実は僕が最初にビジネスを立ち上げようとしたとき、「大学受験生向けの数学教材」を作ろうとしていました。
価格は1,500円ほどです。
対象は大学受験を控えた高校生です。
なぜ参考書を作ろうとしたのかと言うと、もともとは数学が好きで、何かしら数学に関連するビジネスをしたいと思っていたからです。
その結果「大学受験生向けの数学教材」というサービスを作ろうとしていました苦笑
ですがこんなの売れるはずがありません。
当たり前です。
というのも、1500円の価格帯の受験参考書なんて、大手企業や有名な予備校講師がすでにたくさんの本を出版しているからです。
そんな大学受験の市場に何のひねりもない、無名の僕が参入できるはずがありません。
(しかも大学を中退しているので、学歴すらありませんw)
ふと冷静になって「こんな商品誰も買わねぇだろ!」って自己完結しました笑



すでに大手や他の業者が打ち出しているサービスをそのままマネしても、下位互換のサービスにしかならないので注意しましょう。
売れる商品とは、人の悩み事を解決へ導く商品です。



ってことですが、ここで一つ考えるべきは、そもそも売れる商品って何か?ってことです。
答えは「人の悩みを解決へ導く商品」です。
これは当たり前っちゃあ、当たり前です。
つまり、これから無形商品やサービスを作って売りたいなら、新しいスキルや知識を得るよりも、すでに自分が提供できる価値を探す作業が最優先なのです。
面白い事例があります。
ココナラには「あなたの相談に乗ります」というサービスが1時間500~1,000円で販売されています。
しかも、相談に乗る人は一般の人で特別な資格を持っている人ではありません。
それにも関わらず、購入者は数百名を超えており、高評価レビューが100件以上あったりします。



と思うかもしれませんが、「とにかく悩みを聞いて欲しい!それだけでいい!」というニーズもあるのです。
その悩みが満たせるならお金を払っても良い、という人もいるのです。
ですから、「こんな程度じゃお金なんて…」と思っていても、需要があれば売れるのです。
なので、商品を作るなら、新しい資格や知識を得たりするのは後回しです。
- 人は今どんな悩みを抱えているのか?
- 自分には何が提供できるか?
これらを考えるところからスタートしましょう。
まとめ
今回の内容をまとめると、無形商品・サービス作りでよくある勘違い3つは以下の通りです。
- 資格を取れば商品は売れる
- いろんなサービスや特典を盛り込めば商品は売れる
- とりあえずすでに売れている商品をマネすれば売れる
売れる無形商品・サービスを作るなら、スキルやコンテンツの充実度よりも、「お客様が何を求めているのか?」に注目しましょう。
その求めていることを満たすサービスを作れば売れるのですから。
資格や無目的でのコンテンツの作り込みで、時間をムダにしないように注意しましょう。