セールスコピーライターの丸田です。
最近「セールスコピーライターで独立したい!」という、ご相談を多くいただくようになりました。
セールスコピーライターは、Webライティングの中でも高単価を狙いやすく、1案件で10〜100万円あるいは、それ以上の金額を稼げる魅力的な仕事です。
また初期費用ほぼかけずにスタートできるので、これから稼ぎたい人や起業したい人に非常にオススメです。

開始1ヶ月目で25万円稼ぎました。
この記事ではセールスコピーライター歴6年の僕が、もしゼロからセールスコピーライターを目指すなら何を始めるか?について解説しています。
ちなみに僕がセールスコピーライターを目指した時は、スキルなし、学歴なし、社会人経験なし、実績なし、お金もなしの本当に何もないゼロ状態でした。
大学中退し、貯金はゼロ。
バイトすらやってないうえに運転免許証すら持ってません。
控えめに言って、人生詰んでいる状態です。笑
そんなゼロからでも、セールスコピーライターとして独立できる方法を本記事では、大きく分けて4つのポイントを解説しております。
- セールスコピーライターとして稼ぐための3つのマインドセット
- セールスコピーライターになるために勉強するべきこと
- セールスコピーライターの案件獲得方法
- さらに収入をアップさせるための戦略
セールスコピーライターに興味がある方、稼ぎたい方は最後まで読み進めてください。
セールスコピーライターで稼ぐための3つのマインドセットを意識する
セールスコピーライターを目指す前に、絶対に意識するべきことがあります。
それはマインドセットです。
このマインドセットがないと、稼げるものも稼げません。



ですので、稼ぐ前にまずはマインドセットの意識からスタートしましょう。
具体的に意識するべきポイントは以下の3つです。
- 自分には何でもできると考える
- チャレンジ精神を持つ
- 結果にコミットする
1.自分には何でもできると考える
「自分は何でもできる!」という自信を持つことが大事です。



と思うかもしれませんが、このマインドセットは本当に大事です。
なぜなら、自信を失うタイミングが定期的に訪れるからです。
かの天才アインシュタインは「人は賢くなれば、自分の無知さに気づく」と言っています。
あなたがこれから稼ぐにあたっていろんな事を学んでいくわけですが、その過程で「自分はまだまだだな」と感じてしまうタイミングがあります。
僕もたまに「あーまだまだ足りてないなぁ」と感じて自信無くしそうになることもありますからね。
だからこそ、その状況でも自信を持つために「何でもできる!」というマインドセットは大事なのです。



「自信過剰では?」と、もしかしたら思うかもしれません。
ですが、僕としては「最初のうちは自信持ち過ぎぐらいがちょうど良い」と思います。
まぁずっと自信過剰はマズイですが、少なくとも最初の頃はスキルも実績もないので、どうしても自信なさげになりがちなんですよね。
そういった意味では、少し自信過剰ぐらいがちょうどバランスが取れます。
大丈夫!
どんな困難にぶつかったとしても、命までは取られないですから。
2.チャレンジ精神を持つ
僕の経験上、受注する案件で「自分のスキルや知識の範囲内でできること」なんてほとんどありません。
自分がやったこともないジャンルの案件が来ます。
例えば、僕の場合はLP(=無料サービスの紹介ページ)しか作ったことがないのに、突然セールスレター(有料商品販売ページ)の制作をお願いされたことがありました。
そのほか、20代なのに全く知識のない「40代向けの終活」を制作したこともありました。
その他「事業売却」、未経験のメールマガジンの配信代行、イベント集客ページ作成など。
もしその時、「いや自分できないんで無理です」と断ってたら、きっと今の僕はいません。
内心「できるかなぁ」と不安を感じながら、「大丈夫ですよ!任せてください( ̄+ー ̄)」と伝えたからこそ、いろんな案件を任されるようになりました。
そこで大事だと思ったのは、「自分はやったことがないから断る」のではなく、「やったことがないからこそやる!」という気持ちです。
やったこともない未経験なことに果敢に飛び込んでいくチャレンジ精神が大切なのですね。
3.結果にコミットする
結果にコミット。
RIZAPのキャッチコピーとしてとても有名ですよね。
同様に、セールスコピーライターも「結果にコミット」することはとても大切なマインドセットです。
少し言い方厳しいかもしれませんが、セールスコピーライターは、商品を売り、利益をもたらすことが使命です。
逆にどれだけ良いセールスレターを作ったとしても、売上ゼロなら存在価値ゼロなんですよね。
ですから、セールスコピーライターは売上に対する強いコミットメントの意識が必要です。
しかし、「結果を出すにはセンスや才能が必要なのか」というとそうではありません。
結果を出すためにはどんな手段も労力もいとわない、という結果への執着心なのです。
僕の経験上、結果への意識の差が売上に影響すると確信しています。



もし「売上が上がらなくなったらどうしよう…」そんな不安を感じた時は下の記事も参考にしてみてください。
セールスコピーライターを始める勉強法
マインドセットを構築したら次は、実際にセールスコピーライターとしてのスキルを磨きます。
最初は実績がない状態です。
なので、誰よりも学びまくるのは当たり前ですね。
具体的な勉強方法は以下の4つです。
- 読書で知識を取り入れる
- ブログで知識をアウトプットする
- ツイッターで要約力を身につける
- フィードバックをする・もらう
スキルアップするには、インプットだけでなくアウトプットも大切です。
読書で知識を取り入れる
セールスコピーやマーケティングに関連する書籍はたくさんあるので、まずは1冊を徹底的に読み込みましょう。



ライティングのテクニックは全て頭の中に叩き込んで、何も見なくてもパッと出せるぐらいに読み込むのがオススメです。
ブログで情報発信しよう
書籍から学んだ情報を必ず発信しましょう。
その中でも絶対にオススメしたいのがブログ記事です。
その理由は以下の3つです。
- ライティングの訓練になる
- 読書で学んだ知識をアウトプットできる
- ブログ記事の文章が、自分の実績・ポートフォリオになる
つまりセールスコピーライターにとって、ブログでの情報発信は一石三鳥なのですよ。
ブログに関しては「ワードプレス」を強くオススメしますが、万が一、お金がかけられないのであれば無料で始められる「note」というサービスも良いですね。
ちなみに、僕もnoteアカウントありますので興味があれば、ぜひ参考にしてみてください。
ブログに関しては、SEO集客が非常に厳しくなっているので、最初はSEOや集客、キーワードなどは考えなくて良いです。
まずはとにかく毎日何かしら記事書いて、文章を書くトレーニングをやりましょう。
ツイッターで要約力を身につけよう!
ツイッターは気軽に発信できるだけのツールではありません。
140文字という文字制限があるので、インプットした情報の要約力を身につけることができる、便利なツールなのです。
僕がよく実践しているのは、ブログ記事の内容を140文字に要約してツイートするという方法なのですが、ブログ記事も共有できるので効率的ですよ。
フィードバックをする・もらう
スキル向上において絶対に必要なのは「フィードバック」です。
人は自分の文章を客観的に見直すことで、コピーライティングのスキルが磨かれます。



と思うかもしれませんが、その気持ち僕もよくわかります!笑
駆け出しの頃は、僕もこのフィードバックめちゃくちゃサボっていたんですよ。
自分の文章を振り返るのってめんどくさいし、なんか嫌で。
「文章は書けば書くほどに上手くなるやろー!過去を振り返ってる時間なんてないわー!」と思ってましたし笑
ですが、自分の文章を書き直すようになって、コピーライティングの文章力と思考力がかなり鍛えられました。
だからこそ、フィードバックは絶対やるべきです。
文章のフィードバックに関してはこちらの記事も参考になります。
ただし、フィードバックはコツがあります。
それは客観的に振り返ることです。
客観的に振り返る事で、自分では気づけなかったことに気づけるようになります。
さらに言えば、自分自身ではなく、自分以外の人からのフィードバックをもらうことが好ましいです。
資金に余裕があればマンツーマン指導やコンサルティングがオススメです。
ただ資金的に少し厳しい場合は、オンラインサロンや月額制コミュニティへの参加でも良いでしょう。



ちなみにですが、コンサルティングやコミュニティに参加するとフィードバックだけでなく、案件を紹介してもらえたりもします。
僕は有料コミュニティの方から案件のご紹介や、共同セミナーや僕自身のPRをお手伝いしていただいたり頂けました。
結果、自分の教材を作ることができて、人も集まり、売上も伸びました。



もし僕がたとえ資金ゼロだとしても、月額の安いコミュニティなどに参加してフィードバックしてもらいます。
それぐらいフィードバックは大事なのですね。
セールスコピーライターの案件営業前の準備法
ここからはいよいよ本格的な内容となります。
まずはセールスコピーライターとして案件営業をする前にやるべき準備についてご紹介します。
まずは自分の強みを把握する
セールスコピーの案件を受注する前に、まずは自分の強みを把握します。
「自分は何が強みなのか?」
「自分がお客様に提供できる価値は何か?」
「同業他社と何が違うのか?」
「具体的に何をやるのか?メルマガなのか?広告なのか?」
これらを考えたうえで、スタートしましょう。
何でも良いので一度セールスレターを作成してみる
案件獲得に入る前に、一度セールスレターを作成しておく事をオススメします。
その狙いは2つ。
- ポートフォリオを作る
- 一度レター制作をすることで、セールスレター制作にかかる時間や手順、流れ、感覚などを把握しておく
この2つを満たすだけでも、営業活動が楽になるし、一度制作経験があると余裕が生まれます。
ちなみに僕は、初期の頃は知り合いでビジネスしている方の商品販売ページを無料で作成してました。
なので、営業する前からある程度、制作実績が貯まっていたんですよね。
それもあってか案件はすんなり受注できていました。
もし「近くにそんな人がいない!」という場合は、架空の商品の販売ページを作っても良いと思います。



- ポートフォリオを作る
- 一度レター制作をすることで、セールスレター制作にかかる時間や手順、流れ、感覚などを把握しておく
これがあるのとないのとで、天と地ほどの差が生まれるのでやっておきましょう。
また初めてのセールスレター制作で何書けば良いか全くわからない!という人はこちらの記事も参考にしてください。
一気にコピーライティングスキル向上させることができます。
コピーライティング写経のやり方徹底解説!誰も教えてくれない「写経」のホントのところ
自分の提供サービスを細かく定義する
自分の提供サービスを細かく定義していきます。
どういうことかというと、「どんなコピーをいくらで販売するのか、どれぐらいの期間で制作するのか」を決めていくのです。
僕が駆け出しの頃は、「LP制作を1件10万円」で受注していました。
期限は3週間。



今ではセールスレター制作以外に、コンサルティングなどをやっておりますが、もし自分が今からゼロの状態からスタートするなら、以下のようなメニューを作ります。
LP制作 | 15万円(期間は1週間・デザインなし) |
セールスレター制作代行 | 25万円(期間は2週間・デザインなし) |
LP制作+メルマガ+セールスレター | 50万円(期間は1ヶ月・デザインなし) |



セールスコピーライターの案件受注の営業方法
いよいよ、案件を受注するための具体的な行動を解説していきます。
クラウドワークスやランサーズを利用する
真っ先に登録するのは、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイト。
ライター募集している企業さんがいるので、非常に優れた案件獲得ツールです。
実績がないのが不安なら、まずは簡単な案件からスタートすることもできるので実績ゼロでも安心ですね。
ちなみに、クラウドソーシングは単価が低いという話がありますが、信頼関係を築きつつ、売上アップの提案を積極的にしていけば、単価の大きい案件も受注できます。



リアルイベントに参加する
今は外出しづらい状況ではありますが、僕はリアルイベントにも積極的に参加します。
理由は、リアルイベントではWebの専門家が少ないからです。
インターネットだと何億と売り上げたセールスコピーライターさんはゴロゴロいますが、リアルイベントになると、「ライターさんにはじめて会った!」と言われることがよくあります。
ですから、そのような場で「Webライターです」「売上をアップさせる文章を書く専門家です」とでも名乗れば一発で目立てるのですね。
つまりはライバルなし、ということです。



コピーライターこそ積極的に人に会いに行くべし。
これは僕が常々感じていることです。
なので、余裕があればリアルイベントにも参加してみることをオススメします。
※最近はオンラインでもいろんなイベントあるので、そのようなイベントに参加するのも良いかもしれませんね。
ちなみに、もし「良いイベントがないな〜」と感じるなら、自分で開催するのもありですよ。
僕は過去何度か読書会や映画鑑賞会やったことあります。
リアルイベントのレポートはこちらにまとめてますので、興味があればぜひ。
セミナーを開催する
少しハードルが高いと感じるかもしれませんが、セミナーを開催すると集客できます。
とはいえ、ガッツリしたものでなくても構いません。
オンラインが主流となっているので、始めのうちは30分程度のオンラインセミナーでも良いです。
ちなみに、セミナーやると一気に専門性が高まるので、案件受注につながりやすいです。
また自分自身を飛躍的に成長させるキッカケにもなりますので、勇気を出して一度開いてみることをオススメします。
11/21、福岡&ZOOMで販売力ブーストセミナー開催してきました!
直接営業メールを送る
最もシンプルに案件が取れるのが直接営業メールを送ることです。



と思うかもしれませんが、意外と取れます。
2021年の2月頃、1件だけですが営業メール送ってみたら、返信が返ってきて受注に至りました。
やり方は簡単です。
ウェブサイトなどを見て「売れてなさそうだな」「セールスコピーの理論から外れてるな」と思ったら改善案も込みで、営業メールを送るだけ。
一定数の確率で返信があります。
王道にして最強のやり方です。
ぜひチャレンジしてみてください。
家族や知り合いに話してみる
当時の僕には身近にそのような人はいませんでしたが、もし家族や知り合いで、何か自分でビジネスをしている人がいれば、その人にお願いしてみるのもアリです。
ここで結果が出たなら、実績にもなるし自信につながります。



営業代行に依頼する
自力で営業が難しいと感じるなら、営業代行サービスを利用するのも1つの手です。
現在は、形あるサービスだけでなくコピーライティングのような無形サービスを代わりに販売してくれるサービスもあります。
営業代行に依頼すると、自分のやるべきことに時間を費やせるのでオススメです。
【発展】セールスコピーライターとしてより収入アップを狙うために
ここからは少し発展として、セールスコピーライターとして、ある程度実績を積むことができた後のビジネス展開の話をします。
もちろん現役でセールスコピーの制作代行を続けて行くのも良いですが、自分の時間を使うのでどうしても収入に限界が生じます。
そこで必要になるのが、収益アップするためのマーケティング戦略です。
具体的には、セールスコピーのノウハウをまとめたオンライン教材を販売したり、メルマガを活用するリストマーケティング戦略を作っていきます。
オンラインコンテンツの販売とメルマガを活用すれば、自分が動かなくても収入を増やせる仕組みを作ることができます。
特にリストマーケティングという戦略はブログと相性抜群なので、興味がある方は具体的なやり方をまとめた下の記事を参考にしてください。
リストマーケティングをブログに取り入れて収益を最大化する方法
最初のうちは案件をこなしまくる方向で問題ありませんが、将来的にはマーケティング戦略を構築する必要があることを頭の片隅に置いておいてください。
セールスコピーライターの始め方 まとめ
セールスコピーライター歴6年の僕がもしゼロからセールスコピーライターになるには?というテーマでお伝えしてきました。
まとめると以下の通りです。
マインドセット編
- 自分には何でもできると考える
- チャレンジ精神を持つ
- 結果にコミット
知識習得編
- 書籍で知識を学ぶ
- 学んだ内容をブログで発信する
- ツイッターで発信して要約力を身につける
- 文章をフィードバックする
セールスコピーライター準備編
- 自分の強みを把握する
- 一度セールスレターを書いてみる
- 自分の提供サービスを細かく定義する
営業編
- クラウドワークスやランサーズに登録する
- リアルイベントに参加する
- セミナーを開催する
- 営業メールを直接送る
- 家族や知り合いに売上に困っている人がいないか探す
もし僕がゼロからセールスコピーライターになるなら、上記の流れで、セールスコピーライターとしての独立を目指します。
おまけに元手の資金がほぼかからないので、かなり良いですよね。
ぜひ参考にしてみてください!
PS.最初の報酬をいただくのに気が引けるなら・・・
実績がなくても正規の金額で案件を受注するべきです。
しかし、右も左も分からない状況で正規の金額をいただくのはどうしても気が引ける・・・
そう悩む人も少なくないと思います。
もしそう感じるなら、最初は低価格で案件を引き受けるか、成果報酬での契約をすると良いでしょう。